Windows10におけるイメージバックアップ

これまで、必要なファイルのコピーを取ることでバックアップを済ませてきましたが、Windowsが起動しないなど、何かあった時のために、windowsの機能を使い現状回復用のイメージバックアップを作ってみました。リカバリディスクに近いものです。使用中の環境を丸ごと保存します。Windows10の場合のやり方を書いておきます。

スタート→設定 から設定ウィンドウを開きます。win10_backup01
更新とセキュリティ↑をクリック

win10_backup02

左メニューの「バックアップ」をクリックし、[バックアップと復元]に移動(Windows7)をクリック → バックアップと復元ウィンドウが開きます。

win10_backup03

左メニューから「システムイメージの作成」をクリック
→別途システムイメージの作成 ウィンドウが開きます。

win10_backup11

選択肢としてハードディスク以外に、DVDドライブやネットワーク上のNASなども選べます。
ここでは一番手軽で早い、ハードディスクを選びました。(あらかじめ、外付けハードディスクを接続しておきました。)
DVDでもディスクは作成できますが、システムの状態によってはかなりの枚数が必要になります。5000円程度でバックアップ用のハードディスクを買った方が作成も早く手間もかからずお薦めです。

win10_backup04

さらに、復旧時に使う修復ディスクを作っておきます。起動できないときのためです。
(バックアップが終わると、作るか聞かれます。)
バックアップと復元ウィンドウから、システム修復ディスクの作成 をクリックし、
システム修復ディスクの作成ウィンドウが開きます。

空のDVDをDVDドライブに入れておき、ディスクの作成ボタンを押します。win10_backup06

PCが起動しないような倍は、このディスクを使って起動し、先ほど外付けハードディスク上に作ったシステムイメージからコンピューターの復元を行います。

通常メーカーのリカバリや、Windows10の回復では、OSの初期状態には比較的簡単に戻せるものの、その後に追加したソフトウェアは個別にインストールする必要があります。
特にofficeやらadobeやらライセンス認証に絡んだソフトは時間も掛かり大変面倒です。
また、Windows7、8などからアップグレードしたWindows10環境となると、旧Windowsを導入することから始めなくてはなりませんので、これもまた面倒です。
現状回復可能なイメージファイルを作っておくと、トラブル時に最短で復旧できますので、皆さん時々作っておきましょう。

だいたい、バックアップしていない人のハードディスクからクラッシュしていくものです。


Windows10におけるスタートアップ登録はどこ?

Windows起動時に特定のソフトを自動で起動するには、昔からスタートアップフォルダにショートカットを放り込むと決まっています。このフォルダにはWindows7までは、スタートボタンから直接アクセスできましたが、Windows8から例のスタートメニュー大改造でどこへやら、と言った状態です。久しぶりに使おうとして、場所を探してしまったので、メモとして残します。

Windows10のスタートアップフォルダは、以下の場所になります。ログオンユーザー毎の場所と、全ユーザー共通の場所が用意されています。(windows7以降共通です。)

ユーザー毎に設定
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

全てのユーザーに適用
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

ユーザー名が分かっていれば、上記の[ユーザー名]を適切なユーザー名で書き換えたものを、エクスプローラのアドレスに直接ペーストすればアクセスできます。

win10_startup01

ただし、AppData以降が隠しフォルダになっているので、
マイコンピュータ→C:と順にたどっていく場合は、隠しファイルを表示する設定を有効にする必要があります。
フォルダを開き、「メニュー」の「表示」から、「隠しファイル」のチェックを確認して下さい。win10_startup02

 

あとは、起動したいプログラムのショートカットや、プログラム本体なりを入れてください。動作のチェックに再起動して確認をします。

別の方法。
マウスでちまちま開くよりもキー操作でぱぱっと入力できる人は
Win+R→shell:startup→enter で一発です。

win10_startup03

 

ログイン中のユーザーのスタートアップフォルダが開けます。
ユーザー別のスタートアップフォルダが一発で開きます。


モバイルサイトのサブメニューの位置

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webサイトの構成上サブメニューが必要な場合があります。
PCであればサイドメニューにしたり、レイアウトはいろいろできますが、
モバイル時のサブメニューの位置に頭を悩ませることがあります。
表示方法いろいろありますが、表示位置は3つのパターンが多いようです。

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グローバルメニューに含める

3      6

参考サイト:三田国際学園

サブメニューをグローバルメニューに取り込んでしまいエリアごと消去してしまう。
画面がすっきりし、ナビゲーションが一つになっていてわかりやすい。
項目数によってはメニュー項目が増えてしまい探しにくい。

 

 

ページのメインビジュアルの下

4      7

参考サイト:株式会社北都鉄工

ファーストビューで目に入りやすいため、
わかりやすいナビゲーションとなっている。
項目数によっては高さが出てしまい、
メインコンテンツまでのスクロール量が多くなってしまう。

 

フッターエリアの上

5      8

参考サイト:ポカリスエット

ページ下に配置してあるため、
ファーストビューはすっきり表現できる。
下までスクロールしないとサブメニューが出てこないので、
ページ回遊がしにくい。

項目数やデザインよって変わるのであくまで位置の参考となればと思います。

 


Illustratorで手描き風【塗り編】

以前の記事で、Illustratorのブラシを使用した手描き風の線をご紹介しました。

今回は「不透明マスク」を利用した、塗りを手描き風にみせる方法をご紹介します。

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まずオブジェクトを選択後、透明パネルの「マスクを作成」をクリックし「不透明マスク」を作成します。

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右側の黒い四角形をクリックし「不透明マスクの編集」モードに。
「クリップ」のチェックを外します。

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できるだけガサガサしたブラシを選択し線の色を黒(K100)にした状態で
オブジェクトの上をなぞります。

今回はブラシライブラリの「アート_木炭・鉛筆」から下のブラシを使用しました。

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なぞった部分が透明になり、アナログのがさがさした塗り残しのような表現ができました。

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透明パネルの左側の四角形(オブジェクトが表示されている方)をクリックすると
編集完了です。

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イラストだけではなく記号や線などに使っても、アナログ感のあるちょっとしたあしらいにできるのでおすすめです。

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簡単な一手間でできるものなので、ちょっと違った表現を取り入れたいときなどに
ぜひお試しください。