Macの立ち上げ時、Evernoteアプリを自動起動させないようにする方法

 

ノートアプリとして定番の「Evernote(エバーノート)」。ビジネスではもちろん、プライベートでも活用されている方はたくさんいらっしゃるかと思います。

ブラウザ版の他に、Macにインストールできるアプリ版もあるのですが、このEvernoteアプリの初期設定では、Macのシステム起動時に自動的にアプリが立ち上がるようになっています。

個人的に使用頻度が高いのはブラウザ版の方。アプリ版はネット環境に不具合があったときの予備程度のものだったので、起動のたびに立ち上がってしまうのは結構煩わしい。。
なので自動起動をオフにしようと試みてはみたものの、なかなか長いこと解決策が見当たらなかったのです。

今回その悩んでたものが解消されたので、小ネタではありますが記事にしてみました。

設定箇所は「Evernote」と「システム環境」の2つ。
詳しい手順(とはいっても、簡単な方法なのですが。。)は以下からどうぞ。

※以下は2017/5/10現在の情報です。

1 Evernoteアプリの設定

まずはEvernoteアプリからの設定です。

Evernoteのメニューバーの「Evernote」から「環境設定」を選択します。

「環境設定」の「全般」から「コンピューターにログインした時にEvernoteを起動」のチェックを外します。

これでEvernoteでの設定は完了です。

2 システム環境の設定

デスクトップのメニューバーの「アップルメニュー」から「システム環境」を選択します。

「システム環境」内の「ユーザーとグループ」を選択します。

「ログイン項目」のタブをクリックし、一覧の中から「Evernote」を選択した状態で下の「-」ボタンをクリックして完了です。

終わりに

アプリの自動起動の設定は、通常「システム環境」からだけでできるものがほとんどなのですが、Evernoteはアプリ自体に設定項目があるため2箇所の設定の見直しが必要です。どちらかがオンになっていると、自動起動はオフにはなりません。

設定自体は簡単ですが、私自身それに長らく気づかず、なぜだろう?と首をひねっていました。。

同じようにお悩みの方は、ぜひおためしください。


jQuery3.1.1でbxSliderが動かないこととGoogle Fonts + 日本語早期アクセスを試してみたこと

blog161110

あれ?bxSlider動かない・・・

いつも通りに設置したのになぁ。
なんか書き間違えたかな?。。。
161105sample_bxslider01

コンソールを見るとなんかエラーしてますね。

jquery-3.1.1.min.js:4 Uncaught TypeError: Cannot read property ‘indexOf’ of undefined(…)

jQuery3.xになってload()がなくなった

調べてみたら、bxslider.jsの中でload()が使われているのが原因みたいです。

うーん、load()on('load',function(){})で書き換えればいいらしいですけど、プラグインファイル直接修正するのはちょっとなぁ。
slick.jsと並んでスライダー系では使いやすくて大好きなプラグインなんですけど。。。
bxSliderを使うときはjQueryは3.xになる前のバージョンなら動くので、そっちですかね。
ちょっと残念。

load()以外にも、いろいろなくなったり変わったりしているので参考サイトなどで見ておくといいかもです。

でも動くときもあるよ?

そうなんです。別な時にすっかり忘れててjQuery3.1.1使ってbxSlider入れたら普通に動くんです。
あれれ、jQuery3.xだと動かないんじゃないの?
動いてしまったのはこんなソースです。

<div class="bxslider">
        <div class="slider-item">
            <h2>title01</h2>
            <p>てきすとてきすとてきすとてきすとてきすとてきすと</p>
        </div>
        <div class="slider-item">
            <h2>title02</h2>
            <p>てきすとてきすとてきすとてきすとてきすとてきすと</p>
            <p><img src="images/dummy.jpg" /></p>
        </div>
        <div class="slider-item">
            <h2>title03</h2>
            <p>てきすとてきすとてきすとてきすとてきすとてきすと</p>
        </div>
        <div class="slider-item">
            <img src="images/dummy.jpg" />
        </div>
</div>

それではちゃんとbxslider.jsのエラー箇所をみてみます。

bxslider.jsの該当箇所

var loadElements = function(selector, callback) {
  var total = selector.find('img:not([src=""]), iframe').length,
  count = 0;
  if (total === 0) {
    callback();
    return;
  }
  selector.find('img:not([src=""]), iframe').each(function() {
    $(this).one('load error', function() {
      if (++count === total) { callback(); }
    }).each(function() {
      if (this.complete) { $(this).load(); }
    });
  });
};

functionの第一引数selectorにはver preloadSelector = slider.children.eq(slider.settings.startSlide); が入ってくるようですので、きっと一番はじめに表示されるアイテムのことですね。

image . complete
画像が完全にダウンロードされた、または、画像が指定されなかったなら、true を返します。そうでなければ、false を返します。
<http://www.html5.jp/tag/elements/img.html>

ということなので、<・・・前略・・・>そのスライダーアイテムにsrc属性が指定されたimgもしくはiframeがあったら、<・・・中略・・・>、(※ここから)もし画像がダウンロードされてたらその画像をロードしてね、ここでload()って何よっていうエラーなんですね。
だから、最初のアイテムに画像が含まれていなければ、普通に動くということみたいです。
しかしiframeだと普通に動くな。。なんで??

Google Fontsで「はんなり明朝」とか使える!!

そんなことより(いや上のも大切なことですよ?)、これはすごい大ニュースなのでは??

Google Fonts は、デザイナー ウェブフォントを直感的にご利用いただける、安定したオープンソース ディレクトリです。Google Fonts 早期アクセスでは、現時点で完全にはサポートしていないフォントを試験的に提供しています。

膨大な数の文字のデザインに要する時間や、大容量のフォント ファイルをウェブフォントとして提供する際に必要な技術的インフラストラクチャなど、日本語の書体デザインやフォント開発にはさまざまな課題が立ちふさがります。そこで、規格や技術の開発を進めると同時に、Google Fonts 早期アクセスを通じてデザイナーやデベロッパーの皆様に日本語のウェブフォントをお試しいただけるようにしました。
Google Fonts + 日本語早期アクセスより引用

ということですから、完全にサポートされているわけではありません。
日本語の無料で使えるWebフォントが少ないっていうのは常々の悩みでしたし。
いろんなデバイスを考えた時に明朝体がうまいものがなくて、泣く泣く画像にしたりしてましたから。
「はんなり明朝」とか好きなフォントですし、嬉しいですね!

ただフォントによっては漢字のないものや、ひらがなもないものもあるのでその辺は要注意です。
漢字のない明朝系のフォントは、漢字部分はデフォルトフォントで表示されるみたいです。
なので、フォントファミリーに他の明朝体も入れておくといい感じになるかもしれませんね。

使えるフォント

  • M+ 1p
  • Rounded M+ 1c
  • はんなり明朝
  • こころ明朝
  • さわらび明朝
  • さわらびゴシック
  • ニクキュウ
  • ニコモジ
  • Noto Sans Japanese

漢字なし

  • はんなり明朝
  • こころ明朝
  • ニクキュウ
  • ニコモジ

ひらがななし

  • ニクキュウ

せっかくなのでbxSliderと新しい日本語WebフォントでDEMOを作ってみました。
よかったら見てみてくださいね。
jQueryのバージョンはjQuery3.1.1です!
ちなみに今回はスマホ意識してないのでPCでご覧くださいね(汗)

【DEMO】

参考サイト


Wixの新機能を試してみました

Wix Editor

 

無料で使えるWebサイト作成ツール「Wix」。
自由度の高いレイアウトや、アニメーションなどの目を引くデザインが、コードをいっさい書かなくても簡単に実装できてしまいます。

logo

Wix.com
http://ja.wix.com/

数ヶ月前にWixでWebサイトを作ることがあった時にも、その簡単さに驚いたのですが、それからもどんどん新しい機能が追加され、より多岐にわたったデザインを作ることができるようになりました。

その新機能の中でも特に気になった2つ。8月に実装されたばかりの新しいスクロールエフェクトと、全画面に対応したカラムレイアウトについて、今回はご紹介します。

続きを読む Wixの新機能を試してみました


IFTTT使って自動でGoogleスプレッドシートに記録していく

blog160809

Googleスプレッドシートを使ってますか?
仕事していると必須なExcelですが、職種によってはあのセルが並んでいる画面を見るのも嫌だっていう人がいるのも事実。
使ってみると、それはそれで便利なものですよ。
そんなExcelをブラウザ上で使うことができるGoolgeスプレッドシートを上手に活用すると、作業の効率アップに繋がるかもしれません。

例えばブログメディアを運用していると、記事のリストを作りたいときってないですか?
上司に急に言われて月間の更新数を出したり、Google Analyticsのレポートを作るときに記事の情報が必要だったり。
必要になってから慌てて作るよりも、ブログを更新したら自動的に記録できたら楽ですよね。
そんなときのIFTTTです。

IFTTTの説明はこちらでご紹介しています。
IFTTTを使っていろんなサービスと連携(例えばTwitterからFacebookにアルバムを作る)

ブログの更新記録を作る。

IFTTTのアカウントやチャンネルの登録は済んでいる前提でお話しします。

手順

チャンネルの登録は全部で7Stepあります。
全部英語の画面ですし、ちょっと多い気がするかもしれませんが、そんなに難しくないのでチャレンジしてみてください。

Step0:トリガー

160809_01

「this」をクリックします。

Step1:チャンネルを選択する

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トリガーとなるチャンネルを選択します。
今回は記事リストを作りたいので「RSS」を選択しました。チャンネルとなるサービスがたくさんあるので、検索ボックスを使って探すと早いです。

Step2:何をトリガーにするか

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Step2ではStep1で選択したチャンネルで何が起きたらトリガーになるかを選択します。
チャンネル「RSS」では、「New feed item」「New feed item matches」の2種類を選ぶことができます。今回は「New feed item」を選択しました。

Step3:アクション

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「that」をクリックします。

Step4:チャンネルを選択する

160809_05

アクションさせるチャンネルを選択します。
Googleスプレッドシートを使いたいので、「Goolge Drive」を選択。

Step5:どんなアクションをするか

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Step4で選択したチャンネルで何が起きたらトリガーになるかを選択します。
Googleスプレッドシートに行を追加して行くので「Add row to spreadsheet」を選びます。

Step6:何をするのかを選択する

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Step6で選択したアクションの具体的な中身を決めて行きます。
内容は選んだチャンネルによって変わってきます。

この例では入力できる項目が3つあります。
「Spreadsheet name」はスプレッドシートの名前、「Formatted row」には記録する項目、「Drive folder path」はスプレッドシートまでのパス(フォルダー構成)です。
準備できたら「Create Action」をクリック。

Step7:確認・登録

最後に確認画面です。
ここでこのレシピのタイトルを変更することもできます。
OKだったら「Create Recipe」をクリック。
これでこのレシピがマイチャンネルに登録されました。

手順は多そうに見えますが、ポチポチクリックしていくだけなのであっという間です。

完成イメージ ※画像はイメージです
160809_10

これでブログを更新すると自動的にGoogleスプレッドシートに行が追加されていきます。
日付でソートしていったりエクセルと同じように使えるので、リスト管理が一気に楽になりました。

実はバックアップの代わりにもできる?

これのおもしろいところは、WordPressのRSSをトリガーにしていたりすると、本文がHTMLの文字列で保存されるというとこですね。
なので、簡易的なバックアップのかわりにもできます。
もちろんDBのバックアップや画像ファイルなどはダウンロードできていませんが、あくまで簡易的に。
記事データだけ加工して使いたいとか言う時は便利かもしれません。

方法はStep6で記録するデータの中に「EntryContent」を含めればOKです。
入力エリアをクリックしてアクティブにすると、ボックスの右上に青いフラスコのアイコンが表示されるのでクリック。

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セレクトボックスが表示されるので、使いたい項目をクリックすればOKです。

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他のトリガーでもいろいろできる

今回はトリガーをRSSにしましたが、他のトリガー使ってGoogleスプレッドシートにリストを作っていくことができます。
ここからはアイディア次第です。
TwitterをトリガーにLikeしたツイートだけのリストを作るとか、Feedlyで後で読むにしたものをリストにしておくとかできそうです。

何でもかんでもGoogleスプレッドシートでリスト化するのがいいとは思いませんが、やっぱりリストって何かとあると便利ですし、それを自動でやれるならそちらの方がずっと楽でいいと思います。
リストを作るのって時間を取られたりするし、だったらその時間を別な何かに回すことができますから。

以前にGoogleフォームの結果をGoogleスプレッドシートに記録するっていう記事も書きました。よろしければこちらもどうぞ。
Googleスプレッドシートと連携!Googleフォームを使ってみた。