アメブロにリブログ機能がついたらしい【Tumblrの話をします】

アメブロにリブログ機能がついたらしいです。
公式ブログのリンクはこちらです。
新機能「リブログ」がいよいよリリース!

この「リブログ」という言葉、どこかで聞いたことありませんか??
Facebookに「シェア」があり、Twitterに「リツィート」があり、そしてTumblrには「リブログ」があります。
※Tumblrにはちゃんと「好き」もありますよ!
このリブログ界にアメブロが参入してくるってことですかね?

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日本ではなかなか爆発的には広まっていないTumblrですが、世界的にはユーザー数を伸ばしているようです。
日本だとSNSは特にビジネスにおいて情報拡散ツールであるという認識が強くて、それを使ったら一気に情報が広がっていったという体験がないと、なかなか使ってもらえないのかもしれません。
個人的には好きなんだけどなぁ。

Tumblrのリブログ

Tumblrでリブログすると、その記事が自分のダッシュボードにも投稿されます。
ちょっとおもしろいのは自分で投稿したことになるところですよね。
※ちゃんとリブログしたものはリブログしたってわかります。
だから気に入ったものをどんどんリブログしていくと、自分のダッシュボードが気に入ったリブログでいっぱいになってくるとかなんとか。

TwitterやFacebookが個人からビジネスの世界に飛び出てとても必要とされているのに対し、Tumblrはいまだに個人が利用して楽しむのにすごく向いてるSNSなのかなと思います。
だから個人的に参考サイトをまとめたり、気に入った写真集めたり、そういう「集める系」には比較的向いていると思います。

触ってみると結構いろいろできるんですよ、Tumblr。

 

いろいろできるTumblrのススメ

  • ブログとしても使える(無料で始められますね)
  • サーバがいらない
  • 独自ドメインOK
  • おしゃれなテンプレートがたくさん
  • 独自のデザインも使える(HTML・CSS等の知識は必須)
  • ちょっとしたCMSとして使える
  • スマホアプリが結構使いやすい
  • MarkdownでもOK
  • 動画・音声投稿もOK
  • 投稿機能がある(アカウントなしで投稿できる)

などなど。
あとWixにRSS吐き出せるのがBlogerとTumblrだけだとか。

それで以前にもTumblrに関する記事書いたりしているのです。

ログインなしで誰でも投稿できる!Tumblrのゲスト投稿を使ったサイトを作ってみた。【制作編】
ログインなしで誰でも投稿できる!Tumblrのゲスト投稿を使ったサイトを作ってみた。【概要編】

このブログが始まるまでやっていたブログもTumblrでした。
資料的なお話 http://mynotekk.tumblr.com/

こちらはいつもの「空を眺めるサイト Nagamel」です。

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このブログはWordPressですが、WordPressならリンク貼り付けるだけでTumblrの記事を簡単に埋め込めるという。。

http://nagamel.tumblr.com/post/144645469337

http://mynotekk.tumblr.com/post/130600725983/selectorinput

こんな感じです。よかったらフォローとかリブログとかLikeしてやってくださいね。
企業サイトでもTumblrでの制作事例もちらほら見かけますし、ちょっと調べてみると楽しいですよ♪
今回は軽い感じでこの辺で。僕は好きなんだけどなぁ。


ログインなしで誰でも投稿できる!Tumblrのゲスト投稿を使ったサイトを作ってみた。【制作編】

こんにちは。yasaiです。

前回に引き続き、「ログインなしで誰でも投稿できる!Tumblrのゲスト投稿を使ったサイトを作ってみた。」の後編、今回は制作編です。
概要編はこちら

 

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今回作ったサイト

前回のおさらいです。

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上記の様な構成で作りました。

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クリックすると拡大します

制作にあたっては次のことをしました、

  • ゲスト投稿の有効化
  • テンプレートの修正(出力部分) タグの有効化とメニューへの追加
  • タグリストの設定
  • 削除依頼ページの作成(Googleフォームを利用)
  • その他のページ制作

になります。ここまでが前回のおさらいです。

 

実際の作業について

それでは、ここから僕が実際にやったことのお話です。

1.Tumblrのゲスト投稿を有効にする。

----- - Tumblr.clipular

Tumblrの自分のブログのダッシュボードから、「外観を編集」します。

そうすると、「ゲスト投稿」を有効にするかどうかのスイッチがあるので、「On」にします。

----- - Tumblr.clipular (1)

  • ゲスト投稿できるように設定すると、このような項目が決められます。
  • ゲスト投稿用のタイトル
  • ゲスト投稿のガイドライン。(注意事項や使い方の説明に)
  • ゲストが使用できるタグ。カンマ区切りで複数設定できます。
  • ゲスト投稿で使う投稿タイプ

以上を設定したらこの画面ですることはおしまいです。
※この画面は自動保存されます。

2.テンプレートの修正(出力部分) タグの有効化とメニューへの追加

今回使用させていただいたテーマ「Simplig-folio」では、グローバルメニューにゲスト投稿の有無があらかじめ書かれていました。(ありがとうございます)

赤字の部分ですね。ソースを見ると「Ask」のもの入ってますね!(Ask機能をOnにすると表示されます。)

{block:SubmissionsEnabled} content  {/block:SubmissionsEnabled}でゲスト投稿が有効な時に、contentが表示されるので、これでグローバルメニューに{SubmitLabel}が表示されます。{SubmitLabel}には「ゲスト投稿ページのタイトル」に入力した文字列が表示されます。

次に投稿フォームが表示されるページです。

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クリックすると拡大表示します

ダッシュボードで入力した情報は上記のように表示されます。画像をD&Dでアップロードできるのが初めからついているのとかってステキです。

投稿する際には、非Tumblrユーザーは名前とメールアドレスを入力しないと投稿できません。
また、ガイドラインにはHTMLを書くこともできたので、プライバシーポリシーなど長めのものになる場合は、別ページにリンクしてもいいですね。(フォームページはサクサク進んで欲しいですから)

3.タグリストの設定

ここで述べるタグは、2.で使ったTumblrの独自タグやHTMLタグではなくて、カテゴリーを表す意味でのタグになります。

Tumblrではちょっぴり残念なことに他のブログのようなカテゴリーが設定できません。その代わりにタグを利用します。

Simplig-folio」ではあらかじめタグクラウドを表示するようにプラグインが設定され「Taglist」に表示されるようになっていましたが、今回はタグを固定してしまったので、ダッシュボードの「テーマの編集」から変更できるように<header>内に以下のカスタムテキストを入れました。

こうすると、ダッシュボードからカスタムテキスト「Tag List」が編集できるので、jQruey使って「Tag List」にリンクのリストを生成しました。

この時、タグに日本語を設定した関係上、カスタムテキストの各項目は‘ ‘(クオーテーション)で囲む必要があります。カスタムテキストはゲスト投稿で指定したタグと、もう1つ「お知らせ」タグを設定しました。

4.削除依頼ページの作成(Googleフォームを利用)

誰かに投稿してもらえるサイトを作りたかったので、投稿してもらったものの削除以来ができないと困るなぁということで。お問い合わせページを作り、お問い合わせフォームをつけました。

どこまでも無料で作りたいのでお問い合わせフォームはGoogleフォームを初めて使ってみました。(Googleフォームを使った感想はまた今度)
Googleフォームの設定をポチポチして埋め込みます。

実はこの部分、初めはTumblrの質問(Ask)機能で実装するつもりだったんです。

なぜ断念せざるをえなかったかというと、Ask機能ではTumblrユーザー同士ならば非公開でやり取りできるようなのですが、非Tumblrユーザーとは公開状態でしか、やり取りできないみたいなのです。(おそらくやり取りを出力する場所がないから?)
個人的に好きなTumblrですがユーザーの割合を考えると、ちょっとそれはなぁ、ということで断念せざるを得ませんでした。

5.その他のページ制作

これで、TopPage、Tagpage、SubmitPage、ContactPageができたので、残りのサイトの趣旨を説明するAboutPageと、これは守ってねという内容のPolicyPageを「ページの追加」からサクッと作ります。

これでサイトの体裁が整ったので、ここまで非公開で作っていたので公開してしまいます。

 

Tumblrのゲスト投稿のいまひとつなところ

さてここまで作ってみて、今ひとつというか、もうちょっとこれができたら良かったな、という所をまとめます。

  • 非Tumblrユーザーの場合、投稿者の名前を出力できない。
  • 承認制なのでリアルタイムに更新しない。
  • 管理者へのメッセージは公開すると「消えてしまう」。
  • Tumblr人口がまだまだ日本だと少ない。

特に「非Tumblrユーザーの場合、投稿者の名前を出力できない」点は大きかったです。せっかく投稿してもらっても、投稿者様の名前を表示できないので。

Tumblrユーザーの場合は

といった形で名前とリンク先が表示できるのですが、非Tumblrユーザーの場合は{Submitter}は「匿名」と表示されます。これがとても残念なとこですよね。
しかたないから今回は、お名前の表示を希望される方はキャプション(画像投稿のみなので)にコピーライトとして名前を入れてもらうことにしました。とても苦肉の策です。

ちなみに、その投稿が、ゲスト投稿によるものかどうかは、ゲスト投稿の場合はタグに「#submission」が表示されるので、それで判断できます。

そういった部分でも、Tumblrユーザーがもっと増えたらいいのになぁと思います。

 

まとめ

2回に渡ってまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
なかなかアカウントもログインもなく、デザインを自由に投稿できるようにできるのって、あまり選択肢がないように思いますので、制作する際の1つの選択肢になれば嬉しいです。

なにか質問や、もっといい方法あるぞ、っていうのを教えてもらえたら嬉しいのでコメントくださいね。Tumblrもチャット機能をリリースする話もありますし、まだまだ目が離せないですね。

せっかく作ったので、Nagamelもどうぞよろしくお願いします。ぼぉっと空眺める時間、欲しいじゃないですか(笑)

 

 

今回作ったサイト
空を投稿するサイト Nagamel

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ログインなしで誰でも投稿できる!Tumblrのゲスト投稿を使ったサイトを作ってみた。【概要編】

こんにちは。yasaiです。

めっきり寒くなって、冬もう間近ですね。みなさんは冬が待ち遠しいですか?
昨日は鶏肉とネギ焼いて食べました。串に通さない焼きとりです。
きっと冬には冬の楽しみ方があるんですよね。僕は布団にもぐって読書です。(こたつならなお良し)

さて、先日ユーザーから写真を投稿してもらうようなものを作りたいというお話を聞く機会がありまして。気軽に写真投稿するのって、写真に限らず文章でもなんでもそうですが、ちょっと難しいんだな、と思ったのです。

※SNSでいいじゃん、っていう話はさておき。こういうことが手軽にできるようなってるのも、SNSのすごさの1つですよね。

 

それでタイトルにしたように「ログインなしで誰でも投稿できる!Tumblrのゲスト投稿を使ったサイトを作ってみた。」ってことをしてみたので、その際のお話です。

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投稿できるいろいろな方法

誰でも投稿できるサイトの様なものの実現手段について考えてみましょう。
深く考察していませんが、パッと思いつく所はこんなものでしょうか?

  1. SNSのハッシュタグで集める
  2. 会員制のサイトを作る
  3. WPのプラグイン使う
  4. フォームで投稿してもらいかき集めて静的HTMLで表示

それぞれの問題点

「1.SNSのハッシュタグで集める」の場合

基本的に承認制ではないのでどうのような投稿も拾ってしまう。
SNSのアカウントが必要になる。

「2.会員制のサイトを作る」

ログインしないと投稿できない。

「3.WPのプラグイン使う」

サーバなどの初期コストがかかる。

「4.フォームで投稿してもらいかき集めて静的HTMLで表示」

1件1件HTML追加するのは大変。自動追加したりするのにプログラムが必要になるかも。

 

こうなってくると、それぞれに一長一短ありますね。
今回やってみたいことの要件は、

  • 誰でも投稿できる
  • アカウントやログインはしたくない
  • 主旨に反するような投稿は掲載したくない

ということにで考えます。

Tumblrのゲスト投稿について

そこで今回はTumblrのゲスト投稿を使ってみます。

そもそもTumblrってなんだという方はこちら。

Tumblrとは、アメリカのDavidville.incが運営する、世界中で注目のメディアミックス・ウェブログサービスです。「リブログ」というWeb上の画像、動画、記事を自身のブログにて引用・転載する機能があり、「ネット上のスクラップブック」として非常に人気が高いんです。またCMSとしての機能も備えていて、注目をあびています。

Tumblr(タンブラー)の使い方まとめ!【カスタマイズサイト例つき】
LIG 様のブログ より

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iPhoneアプリからの投稿画面

Tumblrのいいところはデザインのカスタマイズができて、サーバーが不要。
僕も簡易的なCMSとして使えると思うのです。また設定でFacebookやTwitterと簡単に連携できるのも嬉しいですね。

あとはWordpressなどに比べるとスマホアプリからの投稿が容易だと思います。(投稿への心理的な障壁が低い)
するっとボタンが出てきたりして、使っててちょっぴり楽しくなります!!

 

Tumblrのゲスト投稿について

  • Tumblrアカウントがなくても利用できる。
  • デザインの変更が比較的容易。
  • 管理者の承認で公開される。
  • 投稿の種類を選択できる。(テキスト・画像・引用・リンク・動画)
  • 使用するタグを指定できる。
  • TwitterやFacebookにそのまま流せる。

これで今回の要件は満たすことができそうですね♪

今回作ったサイト

今回作りたかったのは「誰でも投稿できる『空』の写真を集めたサイト」です。
※単純に写真集めるだけだとつまらないので、「空」シバリです。写真って書きましたけど、写真じゃなくてもOK。イラストでも加工したものでも。
※できたら素材集サイトみたいにできたらいいなぁって思いました。投稿者様の許可必須ですかね。

コンセプトは何となくぼぉっと「空」を見上げられるサイト、です。
(ぼけっと空を眺めている気分になれたら良いなぁ)

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上記の様な構成で作ります。そのために今回やったのは、

  • ゲスト投稿の有効化
  • テンプレートの修正(出力部分) タグの有効化とメニューへの追加
  • 削除依頼ページの作成(Googleフォームを利用)
  • その他のページ制作

になります。

まずやったことの前に、ゲスト投稿が公開されるまでの流れを説明します。

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クリックすると拡大します

 

  1. 上記の図のように、投稿するためのページが用意されます。(Tumblrのもともとのオプションで!! 作らなくていいんです!)
  2. そのページから投稿があると、ブログの管理者へメッセージが届きます。
  3. 管理者がメッセージから「公開」すると、投稿が公開されます。(もちろん承認しないことも、日付を指定して投稿することもできます)
    ※ここで注意点。実際に公開される時に投稿者は管理者となります。(後述)

 

 

一気に書き上げようと思いましたけど、ちょっと長いですね(汗)
続きは次回。なるべくすぐ書きますね。

 

今回作ったサイト
空を投稿するサイト Nagamel

今回はTumblrテーマSimplig-folioを使わせていただきました!!ありがとうございます!

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