設置済みワードプレスのURL変更方法

暖かくなってきました。新潟の桜は次の週末あたりに咲くようです。新潟市内だと、鳥屋野潟の桜がキレイですね。

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ここしばらく、WordpressのURL変更を行う事が数件あり、だいたいやり方が固まったので、手順を公開してみます。
phpmyadminは使いません。ドメインの変更がないことが前提です。

はじめに

テストURLでとりあえず構築したワードプレスを正式URLに変更することはよくあると思います。
または、考え無しにテストのつもりで構築してしまい、後から変えたくなったりとか。クライアントの気まぐれでアドレス変えてくれとか…。まぁ色々ありますよね…。

★手順★
1.設定画面で、ブログのURLを変更する。
2.データベースの該当箇所を書き換える。
3.必要があれば、URL(ドメイン)を変更する。
4.確認する。

例として、
旧 http://www.agn-web.com/test04/
このブログのURLを
新 http://www.agn-web.com/niigata/
に変更するケースで説明します。

1.設定画面で、URLを変更する。

ダッシュボード→設定で、
・Wordpressアドレス(URL)
・サイトアドレス(URL)
を両方変更し、保存します。
blog_wpurlch_01
保存を押すとアクセスできなくなって、404がでますが、気にしません。

2.データベースの該当箇所を書き換える。

serch-replace-DBというPHPで書かれたツールを使います。
https://interconnectit.com/products/search-and-replace-for-wordpress-databases/
こちらからzipファイルをダウンロードしてください。
解凍したらフォルダごと、ワードプレスのルートディレクトリにアップロードします。
フォルダ名は仮にSRDBとしておきます。
ブラウザで、SRDBフォルダにアクセスします。
http://www.agn-web.com/test04/SRDB/
blog_wpurlch_02
ワードプレスで使われているDBを自動で読み込んでくれます。
このツールを使って、DB内のURLを書き換えます。
今回は、agn-web.com/test04をagn-web/niigataに置き換えます。
dry runでテストできます。明らかな間違いが無ければ、live runで実行します。
view changeで変更箇所を確認することも出来ます。

3.URLの変更

今回は、サーバー上のディレクトリ名をtest04からniigataに書き換えます。
FTPクライアント上で変更すると良いでしょう。

4.確認。

URLの変更のみなら、即座に反映されますので、変更後のURLで表示できるかどうか確認します。
チェックポイントとしては、
・変更後のURLでアクセスできるか。
・見た目で画像などがきちんと表示されているかどうか。
・画像のリンク切れがないか。
・ページ遷移のリンク切れがないか。
等を確認します。特にテーマをカスタマイズしていた場合、URLを記入している箇所は要注意です。
無事に変更できたことを確認したら危険ですので、必ずSRDBフォルダを削除しておきます。

5.注意

・変更までにDBのバックアップを取りましょう。失敗すると全てのデータを失いかねませんので、慎重に。
・上記手順を間違えると、管理画面に入れなくなりますので、ご注意を。
・元に戻せるデータを用意してから、作業するのが基本です。
・上記はWordpressのversion4あたりの話です。
・どうにもならなくなったら、新規構築する割り切りも大事。
お約束ですが自己責任で。絶対に失敗できない方はご依頼ください。
・色々書きましたが、サーバー引越しよりはラクです。引越しの時はwp-configの書き換えなども必要です。


見やすい&作りやすい Photoshopのレイヤー管理

いよいよ明日から4月!
始まりの季節は、なんだかいつもそわそわしてしまうsakaiです。

新年度ということで、環境の変化が多い時期ですが、
そんな中、新たにWebデザイン制作業務に携わることになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「Photoshopは使ったことがあるけど、Webデザインには利用したことがない」
そんな方向けに、Web制作においての初歩的なPhotoshop操作のポイントをまとめてみました。

今回ご紹介するのは、作業しやすい、他の人が見てもわかりやすい構造にするためのレイヤー管理方法です。

※以下の記事は、PhotoshopCS6の環境をもとにしています。

・レイヤーの自動選択にチェックを入れる
・バウンディングボックスにチェックを入れる

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こちらにチェックを入れると、直接カンバスからレイヤーが選択できるようになります。

拡大・縮小・回転も、バウンディングボックスで変形可能!

スクリーンショット 2015-03-31 13.49.40

・レイヤーコピー時に「〜のコピー」がつかないようにする

レイヤーコピーを繰り返すとレイヤー名のうしろに「〜のコピー」がずらり…
これだとちょっとわかりづらいですね。

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レイヤーパネルのオプションを開き「コピーしたレイヤーとグループに「コピー」を追加」のチェックを外します。

02_03

これで、コピーを繰り返しても「〜のコピー」はつきません。
すっきりとしたレイヤーパネルになりました。

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・レイヤーに名前をつける
・グループ化を活用する

たとえば、ボタンパーツは1つのグループに。ヘッダーは1つのグループに。
最初はざっくりとでもかまわないので、こまめにまとめながら制作を進めましょう。

スライスで書き出すときや、あとから変更を加えるとき…
整理されていないところから目的のレイヤーを見つけ出すのは至難の業。

たとえばコーダーさんなど、データ作成者以外の方にデザインデータを渡す場合は特に気をつけたいものです。

・「⌘+shift」でグループ全てを折り畳む

フォルダが増えてくると、開かれたグループを一つ一つ折り畳むのは手間になってきます。
「⌘+shift」でフォルダ脇の三角アイコンを押すと、1度に収納することができます。

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・レイヤーのフィルタリングを活用する

「テキストレイヤーだけを編集したい」「背景画像だけを編集したい」
そんなときに便利な機能です。

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左から「ピクセルレイヤー」「調整レイヤー」「テキストレイヤー」「シェイプレイヤー」「スマートオブジェクトレイヤー」のフィルタリングです。

これらを選択すると、対象の属性レイヤーのみを表示することができます。
ちなみに複数選択することもできます。

選択しているとき、一時的にグループ表示ではなくなりますので、
あらかじめグループを色分けしておいた方が、よりわかりやすくなるかもしれません。

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いかがでしたでしょうか。
レイヤー整理の参考に、少しでもなれたら幸いです!


【千社札めぐり】本日が最終日!!

約1ケ月開催された古町花街千社札めぐりも本日が最終日です。

みなさんはもう行かれましたか?

twitterやFacebookでも「行ってきたよ♪」という声も聞かれます。

春の訪れを感じるこの季節にふらり古町も素敵ですよね!


特定のユーザーの場合にはカテゴリをあらかじめチェックする【WordPress】

すっかり春めいてきまして。みなさんの花粉症の具合はいかがですか?

私自身は平気なのですが、まわりの花粉症の人たちをみると辛そうで・・・

それよりも私は春先特有の猛烈な眠気に困っています。間断なく春の眠気が襲ってくるのです。強敵です。手強いです。眠いです。

いつものことじゃないのかって?いやー、まぁ。。。

150327

さて、今日はWordpressのお話で。

現在投稿するユーザーが複数入るポータルサイトみたいのを作ってまして。

記事書く時にカテゴリーのつけ忘れって、結構あると思うのですよね。それで、特定のユーザーの場合は、必ずあるカテゴリに初めからチェックが入った状態にしたいな、と。

ユーザー権限で分岐できればもっとカンタンだったかもなのですが、今回はjQueryで処理しました。

 

条件

  1. ユーザーのプロフィール項目にカスタムフィールド(ACF使用)でタイプ別のチェック項目を作っている。
  2. 前記チェック項目とslugが対応したカテゴリを作ってある。

 

処理

  1. ユーザーのプロフィール情報から該当するチェックボックを配列に入れる。
  2. slugのカテゴリIDを取得する。
  3. ダッシュボードのカテゴリのチェックボックスには「in-category-カテゴリID」のIDが付与されるのを利用し、対応する「in-category-カテゴリID」のチェックボックスの’checked’を’checked’にする。
  4. 2、3の処理をforeachでプロフィール情報のチェックボックス分行う。

 

コード

※function.phpに記述

function check_cat_type() {
    //ユーザーID取得
    $user = wp_get_current_user();
    $userID = $user->ID;
        
    //type 
	/* プロフィール情報とカテゴリの共通するスラッグ */
    $type01 = 'type01';  
    $type02 = 'type02'; 
    $type03 = 'type03'; 
    $type = 'profile_type';
	/*  'profile_type'はプロフィール情報のカスタムフィールドのslug */
    //ユーザーのタイプ取得
    $profile_type = get_the_author_meta( $type, $userID);
    
    if($profile_type != ''){
        foreach ($profile_type as $thistype){
            //カテゴリーIDの取得
            if($thistype == $type01){
                $idObj = get_category_by_slug( $type01 );
            }elseif($thistype == $type02){
                $idObj = get_category_by_slug( $type02 );
            }elseif($thistype == $type03){
                $idObj = get_category_by_slug( $type03 );
            }
            $cat_id = $idObj->term_id;
            
            //jQueryでチェックボックスに該当するチェックボックスにチェックを入れる
            $script_type = '<script type="text/javascript">';
            $script_type .= 'jQuery(document).ready(function($){';
            $script_type .= 'jQuery("input#in-category-' .$cat_id  .'").attr("checked", "checked");';
            $script_type .= '});';
            $script_type .= '</script>';
            echo $script_type;
        }
    }
}
add_action('admin_head', 'check_cat_type');

 

今回はコチラを参考にさせていただきました。ありがとうございます!

記事投稿時に指定したカテゴリーのチェックボックスを選択済みにする

 

今の所これだと、編集時にも必ずチェックが入るんですよね。

あえてチェック外したいなっていうときは忘れないようにですねー