CPIサーバーでマルチドメインの設定

KDDIグループのホスティングサービス、CPIサーバー(共用サーバー)を使っています。追加料金無しにマルチドメインが使えるので、同業者様には利用されているところも多いかと思います。このCPIのマルチドメイン追加が他社と比べてちょっとわかりにくいというか、毎回やり方を忘れるので、控えとして書いておきます。なお以下はドメインは他社で取得済みの場合です。(お名前.comとか)

契約時のアカウントでマイページにログインします。
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ご契約一覧から主契約の詳細ボタンをクリック
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「マルチドメイン追加」のリンクをクリック
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「マルチドメインお申込み」の画面になります。
フローに沿って進めます。
他社でドメインを取得済みの場合は、下段を選びます。
「次の画面へ進む」
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「お申込み内容の入力」
追加したい取得済みドメインを入力します。
DNSをCPIの物を使う場合そのままです。
メールサーバーをCPIで使うならそのままです。
「次の画面へ進む」
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「オプション一覧」
オプションを選択します。SSLを使うときはここで選択しておきます。
※後から追加もできます。
「次の画面へ進む」
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費用の確認
必要な費用の確認です。マルチドメインの追加は無料なので、オプションを付けてなければ0円です。
あとは、「確認する」を経て、申し込みを完了します。
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その後、CPIより設定完了のメールが届きます。
この段階でFTPは利用可能です。
メールにネームサーバーのURLが書いてあるので、ドメイン側の管理画面で設定します。
お名前.comはドメイン設定からネームサーバーの変更を選択します。
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ネームサーバーのURLを入れます。
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暫く放置

設定ドメインにアクセスして、サイトが表示されれば完了です。

他社と比べた感想として、コントロールパネルでの追加では無く、0円で新規アカウントを追加するイメージです。
ドメイン毎に専用のコントロールパネル(ユーザーポータル)のアカウントが発行されます。

こうやって書き出してしまうと、難しい所も無く、なんてことはありません。
他社ドメインとの組合せでは設定が反映されるまで、多少時間が掛かりますので(一晩とか)、時間的余裕を持って設定した方がいいですね。


ファイルとキーボード・マウスの共有にUSBリンクケーブルを使ってみた。(windows10とmacOS Sierraにて)

会社のデスクで、WindowsとMacを並べてつかってます。
以前はUSB切り替え機で、USBのキーボードとマウスを切替えて使ってましたが、
配線が乱雑になるに加え認識しないこともままあり、結局は2組のキーボードとマウスを並べて使ってました。
ですが、デスク上に2組もキーボード・マウスがあると邪魔なんですよね。

そこで!USBリンクケーブルです。
2台のPCをUSBで繋いでデータをやり取りするケーブルです。結構昔からあるジャンルの製品です。
最近知ったのですが、キーボードなどの入力デバイスの共有もできるんです。

と言うわけで試しに一番安い製品を買ってみました。よくわからない中国製(Ugreen)です。Amazonで1000円ちょっと。

外観と箱
外観はUSBケーブルそのもの。
片方のコネクタ部分にストレージが入っているようです。(USBメモリとして認識します。)
そこにリンク用のソフトウェアが同梱されていおり、仮想CD的に自動起動、インストールを行います。

マイコンピューター
使いたい双方のUSBポートに接続して使用します。
設定は特に不要で繋げば常駐ソフトがインストールされて自動で使えるようになります。きちんと日本語化してありました。
使いこなすには、色々設定した方が便利そうです。

USB LINK設定画面
とりあえず、2台のディスプレイをマウスで移動できる設定にしました。

2台が繋がると、片方のデスクトップからもう片方のデスクトップにマウスカーソルが移動できるようになります。
移動した段階で、移動先PCを移動元のキーボード・マウスでコントロールできるようになります。

タスクトレイ

タスクトレイに常駐しているユーティリティのおかげで、ファイルをドラッグドロップでコピーできます。さらにクリップボードも共有できます。

↓こんな感じです。↓ 右のWindowsから左のMacへ移動する様子。

モニタをまたぐときに一瞬もたつくものの、感覚的にはデュアルモニタに近い操作性です。
ソフトウェアで同じ事ができるSynergyなどありますが、こちらの方が設定も簡単でファイルのコピーもできますし、どなたにもおすすめできます。
(ケーブルという性質上、2台での共有に限られます。)

ファイルの転送は上記設定でドラッグ&ドロップで可能ですが、転送用の専用ソフトGO!Bridgeも付属します。
エクスプローラー的に操作したいときには便利に使えそうです。

GO Bridge
良いことばかりでは無くデメリットもあります。
あたりまえですが、OSが立ち上がってないと共有はできません。BIOSの操作などは厳しいですね。機械的なKVMに劣る所です。

電源が入っていても片方がスリープしていると、ディスプレイをまたいでカーソルの移動ができません。
ショートカット(ALT+S)で強制切替えをし、操作することになります。
また、私は片方(Mac)をサブマシン的に使っているので気になりませんが、メインマシン的に使うとレスポンスが気になるかも知れません。
今回使ったのがUSB2.0版だったので、USB3.0対応であれば、もっと快適かも知れませんね。

色々制限もありますが、複数台のPCを使う人なら1本あると便利だと思います♪

備考
上記記事の執筆にあたり、
・Windows10 aniversary update適用済み
・Mac os x sierra / Mac mini 2013
にて動作チェックを行いました。


一発で全天球写真が撮れるカメラのまとめ2016年10月版

ワンショットで180°ないしは360°の全天球写真を撮影できるカメラがだんだん増えてきました。
カメラ一台でその場の雰囲気をまるっと撮影できるカメラは人気も上々で新製品も増えつつあります。
一般的に魚眼レンズとセンサーを2個セットでパッケージした製品が多いです。
現在(2016年10月)、市販されていて入手しやすい全天球カメラをまとめてみました。

★リコーシータ
このジャンルの開拓者です。弊社でも使っています。(旧モデルm15)
最近はバリエーションも増えてきました。扱いやすさが魅力です。
現在はスタンダードのSCと高画質モデルのSに分かれています。
スマホからwifi接続し撮影できるので、WEB掲載用には使いやすいです。
(スマホ片手に離れた所に隠れて撮影します。)

THETA SC / THETA S

Ricoh Theta

メーカーサイト
https://theta360.com/ja/

★ニコン
10月末発売のできたて新製品です。後発だけあって使い勝手良さそうです。
GoPro的なアクションカメラのカテゴリ製品ですね。

KeyMission 360

Nikon KeyMission 360

メーカーサイト
http://www.nikon-image.com/products/action/lineup/360/

★コダック
結構前からでていますね。業務用に近い雰囲気があります。
1台で半天球、2台で全天球とちょっと特殊な運用になります。

PIXPRO SP360 4K / PIXPRO SP360

kodak PIXPRO SP360 4K

メーカーサイト
https://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/cameras/actioncam/sp3604k/

★サムスン
某目玉のおやじ的な独特な球状カメラです。4K相当の高画質。
galaxyのオプション的な扱い。一時期積極的にCMもやってましたね。
スマホ+カメラ+VRゴーグルで、手軽にVRコンテンツを作成して楽しめます。
galaxyがなくても単体で撮影できます。

galaxy gear 360

サムスン Galaxy Gear 360

メーカーサイト
http://www.samsung.com/jp/consumer/mobilephone/gear/gear/SM-C200NZWAXJP

★Insta360
iPhonelightning端子で接続する専用の全天球カメラ。わりと安価です。
スマホ連携タイプはなに気に撮影時スマホと接続させるのが面倒なので、直結式はiphone単体で完結できるので便利そうですね。

nano 360°

ハコスコ  Insta 360

国内販売サイト
http://hacosco.com/insta360/


他にも、GoPro複数台で同時撮影して全天球撮影を行うソリューションとかありますが、お値段もそれなりになるので、業務ならともかく一般にはあまり関係ないですね。
現在GoProクローンのような中国製アクションカメラがたくさん出回ってきているので、今後全天球カメラにもその流れが来そうな気がします。

利用について
実際WEBサイトでの利用方法はまだ過渡期で、これといったやり方が定まっていない感じです。しかし、将来的にVRとWEBが融合すると、活用の場は一気に広がると思います。
SNSに関してはYoutubeがVR動画に対応したことで、お手軽に配信できるようになりました。
Facebookも傘下にVRシステムのOculusを持っていることもあって動画を含めた全天球コンテンツをそのまま投稿出来るようになっています。

全天球写真は長らく個人の楽しみ的な使われ方をしてきましたが、今後のVRの隆盛に大きく影響を受けそうです。
先日PSVRも出ましたし、どうなるか楽しみなジャンルです。


弊社でも全天球画像を組み込んだサイトを制作しています。よろしければどうぞ。
建築物の内部を見せるのにいいツールだと思います。

新潟浴場組合(各銭湯の浴場内を全天球写真で紹介しています。)
http://niigata268.com/
新潟浴場組合


コンタクトフォーム7で画像などファイルを送る。(添付ファイルの送信)

みんな大好きContact Form 7です。(3回目)
agnblog_20161015_02
前回はファイルの受信でしたが、逆にフォームから問い合わせてきた人に確認メールと合わせて、添付ファイルを送りたいケースもありますよね。
例えば資料請求フォームで、請求と同時にPDFファイルを自動的に送るとか。需要はあると思います。

そこでContact Form 7です。(いつもお世話になっております。)
受信だけでなく、サーバー上のファイルを添付しての送信も最初から対応しています。

受信メール設定場所
コンタクトフォームの編集→「該当のフォーム」→「メール」のタブagnblog_20161015_01 「ファイル添付」の欄に添付ファイルの場所を書きます。

[wp-contents]フォルダから下のパスを記載するか、サーバーのフルパス(絶対パス)で記載します。(httpからURLを書いてもダメです。)
フルパスがわかればサイト内の何処に置いてあるファイルでも構いません。よくわからなければ、WordPressダッシュボードのメディアでアップするのがいいでしょう。

先方の受け取り環境のこともあるので、あまり大きなファイルを添付しないようにしましょう。最大でも5MBぐらいが現実的ではないでしょうか?
フォームの作成時にその旨を記載しておくのが親切ですね。