CPIサーバーでマルチドメインの設定

KDDIグループのホスティングサービス、CPIサーバー(共用サーバー)を使っています。追加料金無しにマルチドメインが使えるので、同業者様には利用されているところも多いかと思います。このCPIのマルチドメイン追加が他社と比べてちょっとわかりにくいというか、毎回やり方を忘れるので、控えとして書いておきます。なお以下はドメインは他社で取得済みの場合です。(お名前.comとか)

契約時のアカウントでマイページにログインします。
cpi_md01

ご契約一覧から主契約の詳細ボタンをクリック
cpi_md02

「マルチドメイン追加」のリンクをクリック
cpi_md03

「マルチドメインお申込み」の画面になります。
フローに沿って進めます。
他社でドメインを取得済みの場合は、下段を選びます。
「次の画面へ進む」
cpi_md04

「お申込み内容の入力」
追加したい取得済みドメインを入力します。
DNSをCPIの物を使う場合そのままです。
メールサーバーをCPIで使うならそのままです。
「次の画面へ進む」
cpi_md05

「オプション一覧」
オプションを選択します。SSLを使うときはここで選択しておきます。
※後から追加もできます。
「次の画面へ進む」
cpi_md06

費用の確認
必要な費用の確認です。マルチドメインの追加は無料なので、オプションを付けてなければ0円です。
あとは、「確認する」を経て、申し込みを完了します。
cpi_md07

その後、CPIより設定完了のメールが届きます。
この段階でFTPは利用可能です。
メールにネームサーバーのURLが書いてあるので、ドメイン側の管理画面で設定します。
お名前.comはドメイン設定からネームサーバーの変更を選択します。
cpi_md08

ネームサーバーのURLを入れます。
cpi_md09

暫く放置

設定ドメインにアクセスして、サイトが表示されれば完了です。

他社と比べた感想として、コントロールパネルでの追加では無く、0円で新規アカウントを追加するイメージです。
ドメイン毎に専用のコントロールパネル(ユーザーポータル)のアカウントが発行されます。

こうやって書き出してしまうと、難しい所も無く、なんてことはありません。
他社ドメインとの組合せでは設定が反映されるまで、多少時間が掛かりますので(一晩とか)、時間的余裕を持って設定した方がいいですね。


ファイルとキーボード・マウスの共有にUSBリンクケーブルを使ってみた。(windows10とmacOS Sierraにて)

会社のデスクで、WindowsとMacを並べてつかってます。
以前はUSB切り替え機で、USBのキーボードとマウスを切替えて使ってましたが、
配線が乱雑になるに加え認識しないこともままあり、結局は2組のキーボードとマウスを並べて使ってました。
ですが、デスク上に2組もキーボード・マウスがあると邪魔なんですよね。

そこで!USBリンクケーブルです。
2台のPCをUSBで繋いでデータをやり取りするケーブルです。結構昔からあるジャンルの製品です。
最近知ったのですが、キーボードなどの入力デバイスの共有もできるんです。

と言うわけで試しに一番安い製品を買ってみました。よくわからない中国製(Ugreen)です。Amazonで1000円ちょっと。

外観と箱
外観はUSBケーブルそのもの。
片方のコネクタ部分にストレージが入っているようです。(USBメモリとして認識します。)
そこにリンク用のソフトウェアが同梱されていおり、仮想CD的に自動起動、インストールを行います。

マイコンピューター
使いたい双方のUSBポートに接続して使用します。
設定は特に不要で繋げば常駐ソフトがインストールされて自動で使えるようになります。きちんと日本語化してありました。
使いこなすには、色々設定した方が便利そうです。

USB LINK設定画面
とりあえず、2台のディスプレイをマウスで移動できる設定にしました。

2台が繋がると、片方のデスクトップからもう片方のデスクトップにマウスカーソルが移動できるようになります。
移動した段階で、移動先PCを移動元のキーボード・マウスでコントロールできるようになります。

タスクトレイ

タスクトレイに常駐しているユーティリティのおかげで、ファイルをドラッグドロップでコピーできます。さらにクリップボードも共有できます。

↓こんな感じです。↓ 右のWindowsから左のMacへ移動する様子。

モニタをまたぐときに一瞬もたつくものの、感覚的にはデュアルモニタに近い操作性です。
ソフトウェアで同じ事ができるSynergyなどありますが、こちらの方が設定も簡単でファイルのコピーもできますし、どなたにもおすすめできます。
(ケーブルという性質上、2台での共有に限られます。)

ファイルの転送は上記設定でドラッグ&ドロップで可能ですが、転送用の専用ソフトGO!Bridgeも付属します。
エクスプローラー的に操作したいときには便利に使えそうです。

GO Bridge
良いことばかりでは無くデメリットもあります。
あたりまえですが、OSが立ち上がってないと共有はできません。BIOSの操作などは厳しいですね。機械的なKVMに劣る所です。

電源が入っていても片方がスリープしていると、ディスプレイをまたいでカーソルの移動ができません。
ショートカット(ALT+S)で強制切替えをし、操作することになります。
また、私は片方(Mac)をサブマシン的に使っているので気になりませんが、メインマシン的に使うとレスポンスが気になるかも知れません。
今回使ったのがUSB2.0版だったので、USB3.0対応であれば、もっと快適かも知れませんね。

色々制限もありますが、複数台のPCを使う人なら1本あると便利だと思います♪

備考
上記記事の執筆にあたり、
・Windows10 aniversary update適用済み
・Mac os x sierra / Mac mini 2013
にて動作チェックを行いました。


一発で全天球写真が撮れるカメラのまとめ2016年10月版

ワンショットで180°ないしは360°の全天球写真を撮影できるカメラがだんだん増えてきました。
カメラ一台でその場の雰囲気をまるっと撮影できるカメラは人気も上々で新製品も増えつつあります。
一般的に魚眼レンズとセンサーを2個セットでパッケージした製品が多いです。
現在(2016年10月)、市販されていて入手しやすい全天球カメラをまとめてみました。

★リコーシータ
このジャンルの開拓者です。弊社でも使っています。(旧モデルm15)
最近はバリエーションも増えてきました。扱いやすさが魅力です。
現在はスタンダードのSCと高画質モデルのSに分かれています。
スマホからwifi接続し撮影できるので、WEB掲載用には使いやすいです。
(スマホ片手に離れた所に隠れて撮影します。)

THETA SC / THETA S

Ricoh Theta

メーカーサイト
https://theta360.com/ja/

★ニコン
10月末発売のできたて新製品です。後発だけあって使い勝手良さそうです。
GoPro的なアクションカメラのカテゴリ製品ですね。

KeyMission 360

Nikon KeyMission 360

メーカーサイト
http://www.nikon-image.com/products/action/lineup/360/

★コダック
結構前からでていますね。業務用に近い雰囲気があります。
1台で半天球、2台で全天球とちょっと特殊な運用になります。

PIXPRO SP360 4K / PIXPRO SP360

kodak PIXPRO SP360 4K

メーカーサイト
https://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/cameras/actioncam/sp3604k/

★サムスン
某目玉のおやじ的な独特な球状カメラです。4K相当の高画質。
galaxyのオプション的な扱い。一時期積極的にCMもやってましたね。
スマホ+カメラ+VRゴーグルで、手軽にVRコンテンツを作成して楽しめます。
galaxyがなくても単体で撮影できます。

galaxy gear 360

サムスン Galaxy Gear 360

メーカーサイト
http://www.samsung.com/jp/consumer/mobilephone/gear/gear/SM-C200NZWAXJP

★Insta360
iPhonelightning端子で接続する専用の全天球カメラ。わりと安価です。
スマホ連携タイプはなに気に撮影時スマホと接続させるのが面倒なので、直結式はiphone単体で完結できるので便利そうですね。

nano 360°

ハコスコ  Insta 360

国内販売サイト
http://hacosco.com/insta360/


他にも、GoPro複数台で同時撮影して全天球撮影を行うソリューションとかありますが、お値段もそれなりになるので、業務ならともかく一般にはあまり関係ないですね。
現在GoProクローンのような中国製アクションカメラがたくさん出回ってきているので、今後全天球カメラにもその流れが来そうな気がします。

利用について
実際WEBサイトでの利用方法はまだ過渡期で、これといったやり方が定まっていない感じです。しかし、将来的にVRとWEBが融合すると、活用の場は一気に広がると思います。
SNSに関してはYoutubeがVR動画に対応したことで、お手軽に配信できるようになりました。
Facebookも傘下にVRシステムのOculusを持っていることもあって動画を含めた全天球コンテンツをそのまま投稿出来るようになっています。

全天球写真は長らく個人の楽しみ的な使われ方をしてきましたが、今後のVRの隆盛に大きく影響を受けそうです。
先日PSVRも出ましたし、どうなるか楽しみなジャンルです。


弊社でも全天球画像を組み込んだサイトを制作しています。よろしければどうぞ。
建築物の内部を見せるのにいいツールだと思います。

新潟浴場組合(各銭湯の浴場内を全天球写真で紹介しています。)
http://niigata268.com/
新潟浴場組合


コンタクトフォーム7で画像などファイルを送る。(添付ファイルの送信)

みんな大好きContact Form 7です。(3回目)
agnblog_20161015_02
前回はファイルの受信でしたが、逆にフォームから問い合わせてきた人に確認メールと合わせて、添付ファイルを送りたいケースもありますよね。
例えば資料請求フォームで、請求と同時にPDFファイルを自動的に送るとか。需要はあると思います。

そこでContact Form 7です。(いつもお世話になっております。)
受信だけでなく、サーバー上のファイルを添付しての送信も最初から対応しています。

受信メール設定場所
コンタクトフォームの編集→「該当のフォーム」→「メール」のタブagnblog_20161015_01 「ファイル添付」の欄に添付ファイルの場所を書きます。

[wp-contents]フォルダから下のパスを記載するか、サーバーのフルパス(絶対パス)で記載します。(httpからURLを書いてもダメです。)
フルパスがわかればサイト内の何処に置いてあるファイルでも構いません。よくわからなければ、WordPressダッシュボードのメディアでアップするのがいいでしょう。

先方の受け取り環境のこともあるので、あまり大きなファイルを添付しないようにしましょう。最大でも5MBぐらいが現実的ではないでしょうか?
フォームの作成時にその旨を記載しておくのが親切ですね。


コンタクトフォーム7で画像を送って貰う。(ファイル添付)

みんな大好きContact form 7の記事です。
(いつも使わせて頂いております。ありがとうございます。)

サイトに問合せフォームを付けたときに、画像などファイルを受け取りたいことが、あると思います。先日クライアントの工務店さんから「見積を出すのに、フォームから現場の写真を送ってもらえるようにしたいんだよね。」 などとのご要望がありまして、WordPressのフォームによる添付ファイルの送信について調べてみました。

Contact Form 7には初めから、画像を含む各種ファイル添付用のタグが用意されていますので、簡単に付けられます。まずフォームの設定(フォームタブ)画面です。

agnblog_20161014_02

ここで添付ファイルの種類とサイズに制限をかけられます。
詳しくはオフィシャルサイトで
http://contactform7.com/ja/file-uploading-and-attachment/
(…この記事不要です…)

次に受け取り設定(メールタブ)の画面です。
agnblog_20161014_03
ファイル添付のエリアにタグを書き込みます。
あとはフォームを固定ページに貼って送って貰うだけ!
agnblog_20161014_01

 受信すると、指定のアドレスにメール添付の形で画像が届きます。
注意点としては、添付ファイルは一時的にサーバーにアップロードされますが、フォルダの属性(パーミッション)などで書き込み禁止になっていると添付に失敗します。立ち上げたばかりで設定中のWordPressにありがちなミスです。
スマホの場合
・レスポンシブを意識してテーマを選んで作ればスマホ対応です。
・スマホだと画像選択時にカメラを選び、その場で撮影→添付の流れが実現できます。
(画像はandroidですが、iOSでも大丈夫。)
agnblog_20161014_04
業務によっては、画像のやり取りができると大幅に省力化に繋がることもあると思います。上手く活用したいですね♪

安い独自SSLの使えるサーバーについて

近年急激に安くなった独自SSL。Googleが検索順位に影響するよ!と言い始めてからにわかに注目を集めています。かつて安いSSLと言えば、サーバー会社の提供する共用SSLがほとんどでしたが、昨年あたりから年数千円単位の格安の独自SSLサービスが出てきました。サーバーを契約すれば、無料で使えるエックスサーバーのようなサービスもあります。2016年8月現在、有名処のサーバーの独自SSLサービスを調べてみました。

格安SSL証明書について
証明書の信頼性云々もさることながら、色々制限もあります。
・格安SSLの場合、SSLの持ち込みはできないケースがほとんど。サーバー会社とセットで利用する形態になる。
・ドメイン認証型のため、利用できるブラウザに制限がある。ざっくり言うと古いブラウザでは表示できない可能性あり。更にざっくり言うとガラケーは弾かれる可能性大。その代わりに審査が簡単で即日利用できるようになるなど、安い以外のメリットもあり。


■さくらインターネット

証明書 Rapid SSL
価格 年1500円

詳細:さくらのSSL https://ssl.sakura.ad.jp/

コンパネから申し込んで、即実利用可能。


■ロリポップ/ヘテルム

証明書 GlobalSign クイック認証SSL
価格 ロリポップ年20000円 ヘテルム年18000円

詳細:ヘテルム 独自SSL https://heteml.jp/option/ssl/

GMOグループグローバルサインのSSLを提供。流行の格安SSLは提供していない模様。


■お名前.com/Xrea/CORE server/Value server

証明書 アルファSSL
価格 年1200円

詳細:バリューサーバー 独自SSL https://www.value-domain.com/pr/ssl/

月額換算で100円とかなり安い。アルファSSL自体もGMOグループ。そう考えるとロリポップでアルファSSLを扱うのも時間の問題か。


■ファーストサーバー(Zenlogic)

証明書 Let’s Encrypt
価格 0円

詳細:Zenlogic無料SSL https://zenlogic.jp/option/ssl/letsencrypt.html

いつの間にやらクラウドサーバーがサービスの主になっていたファーストサーバー。法人・個人事業主に限定されるが、無料でSSLを提供している。


■エックスサーバー

証明書 Let’s Encrypt
価格 0円

詳細:エックスサーバー独自SSLについて https://www.xserver.ne.jp/functions/service_ssl.php

弊社も利用中。ファーストサーバーと同じく、Let’s Encryptの証明書。
サーバー契約者なら無料・無制限で取得出来るので、割り振っているドメイン全てをSSLに対応させることが可能。


■カゴヤ・ジャパン

証明書 Rapid SSL
価格 年9180円(上位プラン契約で無料)

詳細:カゴヤジャパンSSLサーバー証明書 https://www.kagoya.jp/ssl/

契約をしていれば、1つだけ無料で使える。


色々見てきましたが、現状アルファSSLとLet’s Encryptの2択です。Googleの検索順位も荘ですが、アプリとサーバー間の通信もSSL必須とされてきているので、今後需要はますます高まるのは間違いないでしょう。
各サーバー会社の格安独自SSLは、今春あたりから急速に広まってきたものなので現在様子見ですが、問題なければ積極的に導入していきたいサービスです。


Contact Form 7でアンケートフォームを設置

仕事でアンケートフォームを付けることになりそうなので、Contact Form 7での設置方法を整理して文章にしてみました。アンケートとしては小規模なものを想定しています。(回答数100未満くらい)

使ったプラグイン

Contact Form7
執筆時version4.5

導入方法は割愛します。ダッシュボード→プラグインからさくっと入れてください。
日本語対応しているので安心です。

cf701

フォームの設置(基本)

はじめて使う人は、基本となる問合せフォームを設置してみましょう。
ダッシュボードの左メニューお問い合わせからコンタクトフォームを選びます。
コンタクトフォーム 1としてサンプルが初めから入っています。cf702
貼り付け用の固定ページを用意しておきます。(記事でも構いません。)
本文にショートコードを貼ります。cf703
完了です!簡単です。cf704

実際にフォームに入力して送信すると、WordPressの管理者宛にメールが届きます。

アンケートフォームを作る

色々項目を増やしてアンケートフォームを作っていきます。
新規追加でフォーム追加画面を出します。↓最初の状態。
cf705
最初から基本的な部品は入っていますので、これを参考に付け足していきます。
今回はサンプルとして以下のようなアンケートを組み立ててみます。
フォーム下のボタンを押すとダイアログがでますので、必要項目をいれて挿入ボタンを押します。
今回は4つの質問を作ります。以下に記入例を挙げますので参考にしてください。

Q1 WordPressをセットアップしたことがある。
ある ない
→ラジオボタンcf711

Q2 どこにセットアップしましたか?
レンタルサーバー ローカルPC 専用サーバー ローカルサーバー
→チェックボックスcf712

Q3 現在WordPressサイトの管理をされていますか?
している いない
→ラジオボタンcf713

Q4 最もプラグインの多いサイトで何個入ってますか?
0~10 11~20 21~30 30個以上
→ドロップダウンメニューcf714

個人情報
・名前・メール・メッセージ
→デフォルトのまま

例と同じように<label>

個人情報部分は、標準の物をそのまま流用します。アンケートとしては不要なので題名を消しました。必須項目もそのままです。アスタリスクの有無で判別されます。
この段階で保存して固定ページにショートコードを貼り付け、見てみましょう。

cf706

もっともらしい、アンケートフォームができているはずです。
しかし、このままでは新規で追加した項目のデータを受け取ることができません。
受け取るための設定を追加してやります。

受信メールの設定

メールのタブを開いて受信メールの内容を書いていきます。受け取りに使いたいメールアドレスもこちらで設定します。
cf707

題名は消したので、[your-subject]は消します。
そして本文に追加したフォームのメールタグを追加して行きます。
追加出来るタグは上部に表示されているので、見ながら書き込みます。↓例です。
cf709

書いたら忘れずに保存を。

これで設定完了です。
回答者にもメールを送るには、メール(2)にチェックを付けて、同じように本文を書いていきます。回答や個人情報の控え、簡単なお礼、運営の署名などを記載しておくとよいでしょう。

表示メッセージの設定

Contactform7の仕様上、フォームの送信時に確認画面は出ません。
代わりに任意の送信完了のメッセージを出すことができます。
これはメッセージタブで設定します。
また、エラーの時の表示メッセージもこちらで設定可能です。
cf710

これでアンケートフォームは完成です。
実際の運用には、個人情報の取扱いなどもしっかり記載した方がよいでしょう。
より作り込むなら
・メールをWordPressのDBで管理する
・送信前に確認画面を出す。
などを別のプラグインを追加することで対応できます。

また、もっと大規模にアンケートを採るなら、
集計機能のあるアンケート専用のプラグインを使うとよいでしょう。
予算に都合が付くならSSLにも対応したいですね。

※以下に動作サンプルを設置しました。よろしければご回答ください。

続きを読む Contact Form 7でアンケートフォームを設置


独自ドメインのサイトを広告無し100円以下で立ち上げてみる【2】無料サーバーにサイトを設置編

~前回までのあらすじ~
  • 格安で独自ドメインのサイトを立ち上げてみるとしてスタート。
  • ドメインはお名前.comで格安のxyzドメインを32円で取得。niigata360.xyz
  • サーバーは比較的品質の高そうなxdomainを選択。
  • ドメイン取得後、ネームサーバーの設定を済ませて反映されるのを待つ。
    ここまでやりました。
今回は、実際にHTMLコンテンツをアップし、サイトを公開してみます。
■サイトを設置
テストサイトをHTMLで用意します。内容は特にありませんが、仕掛けとしてスライドショーと、google mapsのiframeによる埋込みくらいは盛り込んでおきます。
今回設置するxdomainの無料サーバーは広告はつきませんが、下記の制限があります。
  • 1ファイルあたり3MB
  • DB無し(別サーバー・広告あり)
  • PHP不可
  • CGI不可
  • 他社で取得したドメインのメール設定は不可
    このあたりの制限が大きな制約になりそうです。こうやって書くと何もできなさそうですが、逆に
  • 独自ドメイン10個OK
  • 容量1GB
  • FTPが使える。(ファイルマネージャーも別途用意されている。)
    と言うように、保存容量が比較的大きかったり、無料でもマルチドメインで設定していけることは大きなメリットです。個人的にはFTPでアップできるのも管理が楽で便利です。
※xdomainの無料サーバーは広告を受け容れることでPHPやMySQLが使えたりWordPressの設置も可能なサーバーも使えます。WordPressでの広告はスマートフォンやタブレットなどモバイル環境のみでの表示と、結構控えめですね。ひとまず今回は広告無しにこだわってみたいと思いますので、WordPressはあきらめ上記制約内で作ってみます。
ということで、シンプルな構成のWEBサイトを用意します。
あとはUPするだけです。FTPの設定だけ載せておきます。図はFileZillaです。
・ホスト ・ユーザー ・パスワード をいれてログオンの種類を通常にしておけば繋がります。
WEBベースのファイルマネージャーも用意されているので、そちらからUPしてもいいでしょう。接続先が直で公開用のルートフォルダになりますので、そのままHTMLファイルをアップすればOKです。
blog_free02
では実際にファイルをアップします。
■実例 テストサイト→http://www.niigata360.xyz/サンプルサイト
 ■結果
ブラウザが対応していればスライドショーなどのコンテンツの表示も特に問題ありません。やはり有料のレンタルサーバーに比べると画像の表示などにもたつきが見られます。値段相応と言った所です。(無料ですが)
■余談
実はここまでは、順調に用意できたのですが、google chromeでは表示できず「無効なURLです。」との表示が続いていました。FirefoxやIE、Edge、さらにMacのsafariでも正しく表示されます。chromeだけドメインの名前解決ができてない印象でした。原因がわからず難儀したのですが、結局は、chromeのDNSキャッシュが原因だったようで、クリアすると表示できるようになりました。chromeのDNSキャッシュクリアは設定からはできないので、アドレスに「chrome://net-internals/#dns」を入れて設定画面を出し、そこから消してください。
blog_free04
■感想
過去に、無料WEBサイト制作サービスが流行って廃れた時期がありましたが、ここに来てふたたび盛り返してきている感があります。無料サーバーも思ったより使えそうですし、選択肢もいくつかあり、組み合わせ次第でランニングコストを極力かけずにWEBサイトを構築できます。テストサイトの構築や個人の学習には十分かと思います。しかし実際に使ってみて無料サーバーと格安であっても有料サーバーには大きな隔たりを感じました。コストに問題なければ、個人のテストであっても有料サーバーを借りた方が面倒が少ないかと思います。(目的によります。)特にドメイン関連の設定に自信の無い方は、ドメインとサーバーは同じ会社から借りましょう。別々の会社から借りた場合、今回のようにトラブルがあると、原因の切り分けと追求に難儀します。
■注意点
ドメインは今回安く取得できましたが、2年目以降は普通に通常料金が掛かります。安くて飛びつくと、維持費が高く付くドメインもありますので、長く使う予定でしたら、一般的な
.comや.net、.jpなどを取得しましょう。今回30円で取得したxyzは2年目以降は1480円です。
また、無料サービスはいつ停止しても文句が言えません。そのあたりのリスクをよく考えてご利用ください。

もう少し続きます。

.net/0.gif?a8mat=2NOT2E+D44RHU+CO4+15THJ5″ alt=”” width=”1″ height=”1″ border=”0″ />


独自ドメインのサイトを広告無し100円以下で立ち上げてみる【1】ドメインとサーバー編

最近、各種無料ウェブサイト制作サービスについて調べています。
近々、弊社のサービスの一部として取り入れる予定もあります。

その一環で現在「独自ドメイン」のウェブサイトを立ち上げるのに最低いくら掛かるのか、
調べて、最安プランを実行してみました。一応「広告無し」で考えます。
(注:人件費は考慮しておりません。)

■必要な物
ウェブサイトを立ち上げるには、サイトのHTMLデータの他に、
・ドメイン
・サーバー
が少なくとも必要です。通常はどちらも有料です。

■ドメイン
まずはドメインです。ウェブサイトのアドレスですね。
ドメインはサーバーを契約すると無料で1つもらえたりする所も多々あります。
(この場合サーバー代がそこそこ必要です。)
今回の実験にあたり、お名前.comの格安ドメインを取得してみました。
お名前.comはマイナーなドメインのセールをよくやっています。
今回は実験用のにxyzドメインを取得してみました。税込32円!安い!
予算100円でしたので、大幅な節約となりました♪
クレジットカードかデビットカードがあればさくっと取得出来ます。

と言うわけで取得してみました。niigata360.xyzです。
お名前.comでの取得画面

■レンタルサーバー
次にサーバーです。ウェブサイトを置く場所ですね。
今回はxdomainの無料レンタルサーバーを使ってみます。なんと無料にもかかわらず広告がありません。
おそらく有料サーバーやドメイン契約への宣伝目的の為のサービスかと思います。
個人的にxserverはレンタルサーバーの中でもかなり信頼しているサービスなので、
xdomainにも期待大です。

■ドメインの設定
ひとまず先に取得したドメインを使えるように設定します。
お名前.comのドメイン設定でネームサーバーをxdomain指定のものにしておきます。
ネームサーバー設定

次にxdomain側で他社ドメインの登録作業を行います。
今回はwhois認証を選びました。ちなみにドメインは10個登録出来るようです。
ドメイン設定追加

設定後、数時間でネームサーバーの情報が行き渡り、FTPでのアクセスも可能になります。
xdomainでは数時間から2日と書いてあります。
これを書いている現在、数時間たってますが、いっこうにアクセスできません。
もしかして、これは2日コースか。
続きは使えるようになってから書きます。ひとまず初回はここまで。

続きます。


PHPによるRSS取得後、書出し

WEBサイトのトップページにRSSを書き出して表示する、新着情報を埋め込みたい事はよくあります。
PHP5以降であれば、 simplexml_load_fileを使ってわりと簡単に取得できます。
以下はPHPを使って、このブログのRSS2フィードを取得後、書き出すまでのサンプルです。

サンプルでは、このブログから、タイトル、記事のURL、投稿日、記事概要を5日分取得して書き出しています。
上記コードをrss.phpなどのphpファイルにしてサーバーにアップすると動作します。
[DEMO]
実際にサイトに埋め込むには、html内にPHPコードを呼び出し、.htaccessを使ってHTMLをPHPとして動かすなどの工夫や、記事が取得出来なかった場合のエラー処理などが必要です。

応用すると、
・アイキャッチ画像も取得して、サムネイル付きの新着情報に。
・複数ブログのRSSを取得して日付で並べ替え。
・カテゴリ情報も同時に取得して、カテゴリ毎にアイコン画像を付ける。
・ちょっとしたのアンテナサイトに。
なんてことも、わりと簡単に実装できます。
上記はWordPressの例ですが、RSS(XML構造のデータ)が取得出来ればどんなブログからも情報を引っ張ることができます。

RSSによる情報取得と埋込みは色々便利に使えますので、工夫して使ってみてください。