以前の記事で、Illustratorのブラシを使用した手描き風の線をご紹介しました。
今回は「不透明マスク」を利用した、塗りを手描き風にみせる方法をご紹介します。
まずオブジェクトを選択後、透明パネルの「マスクを作成」をクリックし「不透明マスク」を作成します。
右側の黒い四角形をクリックし「不透明マスクの編集」モードに。
「クリップ」のチェックを外します。
できるだけガサガサしたブラシを選択し線の色を黒(K100)にした状態で
オブジェクトの上をなぞります。
今回はブラシライブラリの「アート_木炭・鉛筆」から下のブラシを使用しました。
なぞった部分が透明になり、アナログのがさがさした塗り残しのような表現ができました。
透明パネルの左側の四角形(オブジェクトが表示されている方)をクリックすると
編集完了です。
イラストだけではなく記号や線などに使っても、アナログ感のあるちょっとしたあしらいにできるのでおすすめです。
簡単な一手間でできるものなので、ちょっと違った表現を取り入れたいときなどに
ぜひお試しください。