Internet Explorer 8・9・10 のサポート終了

 

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2016年1月12日でInternet Explorer 8・9・10 のMicrosoftサポートが打ち切られました。

では、Microsoftのサポートが打ち切られたらどうなるのでしょう。

 

Internet Explorer 8・9・10を使用するデメリット

●セキュリティの更新
サポートが終了するので、更新が止まります。
セキュリティの問題が発生しても更新されないので、ウィルスや情報漏えい脅威にさらされ攻撃を受けやすくなります。

●ウェブサイトの対応
サポートが終了するブラウザにウェブサイトが対応しなくなってきます。
今後、見れないウェブサイトが次々と出てきます。

 

現在、お使いのOSでサポートされているInternet Explorer

OS サポートされているIE
Windows Vista SP2 Internet Explorer 9
Windows 7 SP1 Internet Explorer 11
Windows 8.1 Internet Explorer 11
Windows 10 Internet Explorer 11

 

※Windows Vistaのみ2017年4月11日(Windows Vistaのサポート終了)までInternet Explorer 9がサポートされます。
もちろん使い続けることはできますが、約1年後に同じ問題に直面します。
これを機会にPCを買い換えるか、OSをアップグレードすることをおすすめいたします。
まだVistaを利用したいのであれば他のWebブラウザへ移行することをお勧めします。

 

対応策

セキュリティ面を考えると、サポートが終了したInternet Explorer 8・9・10から
お使いのOSでサポートされているInternet Explorerにバージョンアップを行う。
もしくは、他のWebブラウザへ移行することで、問題は解決致します。

これを機会にぜひバージョンアップすることをお勧めいたします。

 

 


Snipping Tool(スニッピングツール)という画面キャプチャソフト

 

今回は、Windows Vista(Home Basicは未実装)以降のバージョンに実装された画面キャプチャソフトです。

今更?って思う方もいるでしょうが、正直言うと知らなかったんです(笑)
元々、画面キャプチャソフトは昔からシェアウエアを使用してた為、
必要がなかったのです。
今回、お客様に簡単に画面キャプチャを取ってもらうために
何かいいソフトはないか調べていたら、
WindowsにSnipping Tool(スニッピングツール)があることを知って、
ビックリ!!
こんないいソフトがあったなんて・・・

なので、今更かもしれませんが紹介します。
画面キャプチャソフトとは?パソコンの画面に表示されているものを
画像にして保存するソフトです。
全体画面キャプチャは、キーボードの右上に「PrintScreen」と書かれたキー(「PriScr」と略されていることもあります。)を押せば、取ることはできます。
では、Snipping Tool(スニッピングツール)を使うと何ができるかというと
1.自分の好きな形に取ることができる。
2.取った画像に直接マウスで文字が書ける。
3.そのまま別のソフトに貼り付けや画像として保存できる。

それでは、説明してきますね。

まず、Snipping Tool(スニッピングツール)は
Windowsの「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」の中に「Snipping Tool」があります。

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Snipping Toolが立ち上がると、ウィンドウが出現し、背景が白いマスクがかかった画面になります。
1.自分の好きな形に取ることができる。

操作ウィンドウの「新規作成」の▼から切り取りの方法が4種類選べます。
・自由形式の領域切り取り
・四角形の領域切り取り
・ウィンドウ領域切り取り
・全画面領域切り取り

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・自由形式の領域切り取り
マウスをドラッグした形に切り抜けます。一筆書きになるので注意!

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・四角形の領域切り取り
マウスをドラッグしたエリアを四角形に切り抜きます。

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・ウィンドウ領域切り取りは選択したウインドウを切り抜きます
・全画面領域切り取りは文字通り全画面を切り抜きます。
2.取った画像に直接マウスで文字が書ける。
画面キャプチャ後、「ペン」のボタンを押した状態にすると、直接マウスで文字が書けるようになります。
画像の注意点や指示など書くことができます。(フリーハンドです。)

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※消しゴムを使うと簡単に消すことができるので何度でもやり直せます。
3.そのまま別のソフトに貼り付けや画像として保存できる。
画面キャプチャ後に「コピー」のボタンを押しすと別のソフト(Word、Excel)に直接貼り付けることができます。

「保存」のボタンを押しすと画像ファイルとしての保存が可能(保存形式はJPEG・HTML・PNG・GIF)

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●こんなこともできます
例えば、以下のようにウィンドウの「メニュー」一覧など通常の方法では、うまく取り込む ことができません。

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こんな時は、Snipping Toolを立ち上げた後、一旦「Esc」キーを押して、Toolを非アクティブ状態にします。その後、キャプチャしたい「メニュー」を表示状態にし、そのまま「Cttl」キーと「PrintScreen」キー両方を押します。こうすることで、メニューが表示されたまま、Snipping Toolが起動しますので、あとは今まで通りの方法でキャプチャするだけです。意外と簡単にできますので、是非試してみて下さい。


USBメモリでWordPressを使う

社内でWindowsメインで作業しているのは、私一人だったりします。ほとんどMacです。
と言うわけで、今回もWindowsです。10は良さそうですね!

Wordpressを使った案件を色々やっていると、ローカルでも環境が欲しくなります。
それがUSBメモリに入って持ち運べると最高なんですが、と思っていたら既にありました。

今回は、Instant WordPressの導入説明です。
一応現在の最新版、Wordpress4を想定しています。
はじめ何も考えずに、導入したら国際版になってしまったので、最初から日本語版になるようにセットアップを進めてみます。

1.ダウンロード
ここからです。→http://www.instantwp.com/
※2014年10月31日現在の最新版は4.3.1
instant_wp_001

2.インストール
InstantWP_4.3.1.exeを実行してインストールします。
リムーバブルディスクに今回は入れてみます。
今回はSDカードのKドライブに導入してみます。
instant_wp_004

3.Wordpress本体の差し替え
落としたZIPを解凍します。この中にWordpress本体は含まれていますが、国際版です。テーマは英語になるようです。
そこで日本語版に差し替えます。wordpress.orgから最新版を落としておきましょう。
instant_wp_002

ダウンロードしたWordpressを解凍すると、「Wordpress」と言う名前のフォルダが出来ます。
これをInstantWordpressをインストトルしたドライブにある、
K:InstantWP_4.3.1iwpserverhtdocswordpress と差し替えます。(Kドライブ場合。適宜読み替え)
上書きでなく、削除してから入れ替えて下さい。これで完全日本語版になります。

4.起動
インストール先のディスクから、InstantWP.exeを起動します。
instant_wp_013

5.phpmyadminでDBを作成
InstantWordPressのコンパネから、phpmyadminに入ります。
instant_wp_005
IDはroot、パスはありません。
DBを追加します。例では、wp_testですが、何でも良いです。「作成」ボタンを押して作成します。
instant_wp_006

6.Wordpressのインストール
InstantWordPressのコンパネから、WordPressトップを開きます。
instant_wp_007
セットアップ前なので、設定からはじめます。
サーバーに導入する場合と同じです。
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DBの設定は先ほど作ったDBの情報を入れます。パスは空欄です。
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問題なければ、次に進みます。インストールを実行します。
instant_wp_010

各種設定です。最後にWordPressをインストール、します。これで完了です。
instant_wp_011

7.ログイン、運用
設定が終われば、あとはログインして下さい。普通のWordpress環境です。ユーザーを追加したり、プラグインを追加したりして、環境を整えてみましょう。
びっくりするほど普通です。
instant_wp_012

試しにメモリを抜いて他のPCで起動してみましたが、今のところ問題ありませんでした。
バージョンアップやテーマの差し替え、プラグインの導入も通常のWordpressと変わりません。

終了は、Instant WordPressのウインドウを閉じれば各種サーバーも終了します。

USB運用が出来るので、色々面白い使い方が出来そうです。
簡単にWindows環境と切り離せるのが気に入ってます。
ただ、ヘビーに使うとどうなるのかわかりません。念のため予備環境、テスト環境、デモ環境としての利用が良いと思います。
移動もきちんとサーバーを終了させて取り外しの処理をしてから抜かないと同環境が簡単に壊れるような気もします。

暫くテストで使ってみる予定です。


サムネイル一覧を印刷する。

WEB制作でお客様と沢山の写真の中から使用する写真の選定をする場面は多々あります。
通常はPCで見ながら選定しますが、人によっては紙の印刷物から選ぶ方を好まれるケースもあります。
状況によりけりですね。

そんなとき便利なのが、サムネイル一覧を出力したプリントですが、
無料で比較的簡単に作る方法です。(Windows環境)

1.Irfanview32を入手
もともと海外ソフトですが、日本語化もされています。
入手先↓ありがたいことに初めから日本語化されています。
http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/
インストール不要で、解凍後はすぐ起動できます。

2.画像をIrfanviewで開く。
元々ビューワーなので、Irfanviewで画像をまず開きます。
ファイル→開くで複数画像の入ったフォルダから、写真を1枚選択します。
ウィンドウに画像をドラッグしてもいいです。
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3.サムネイル一覧を出す。
「t」を押すと別窓でサムネイルが表示されます。
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4.出力したい画像を選択する。
全部出したいときは、Ctrl+Aで全選択。
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5.コンタクトシートを出力する。
ファイルから選択画像でコンタクトシートを作成 を選びます。
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6.出力設定をする。
ここを頑張ると見やすくなりますが、手軽にやることがテーマなので、おすすめ設定を載せておきます。
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設定した方が良い項目
・サイズ…A4を選択
・dpi120だと印刷しても割と鮮明で選択しやすい。大きいときれいだけど時間がかかります。
・縦1枚に敷き詰める枚数 縦横の枚数を指定。A4だと縦6枚くらいがいいです。
・ヘッダーあるとわかりやすい。
・フォントカラー…なぜかデフォルトが緑色なので、黒とかに。
・フォント…日本語フォントにしておかないと、ファイル名が日本語だと化けます。日本語文字セット選択。
・出力場所どこでも良いです。デスクトップでも。
・保存形式PNGが綺麗ですね。

7.出力!
これで出力を押すと、Sheet_001.png~順にサムネイル一覧を配置した画像が出力されます。
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単なる画像ですので、あとは印刷するだけです。Irfanviewで印刷まで出来ます。
アスペクト比を保持して、ページに合わせて印刷で、ちょうどよく印刷されます。
irfan_009

IrfnviewはWindowsであれば95から8.1まで環境を問わずに使えますので、
使い方を覚えておくといざというとき便利です。知ってて損はないかと。
本日客先で、いざという場面に遭遇したので、この記事を書きました。


追記
・Windows7以降はOS標準で、サムネイル出力の機能があります。
・最近は「コンタクトシート」と呼ぶみたいです。サムネイル一覧。
・AdobeのBridgeとPhotoshopでも同じ事が出来ますが、処理時間がかかります。きれいですが。ソフト高いですし。
・Irfanviewには95の頃からお世話になってます。Irfanさんありがとう。