誰かに何かを伝えるときに意識すること

こんにちは!
お日様が出ている時間もだいぶ短くなってきましたね。
洗濯物が乾きにくくって困っているyasaiです。
ちなみにすきな野菜は大根です。先日は大根と春菊のシチューを食べました。

今日はちょっとWeb以外のお話を。
皆さんも社内、社外に関わらず自分の考えていことや、何かの説明を自分以外の他者へ伝えることってあるのではないかと思います。
お客様に更新方法の説明するとき。チームの人間にサイト構成と意図を説明するとき。
もっと身近に、友達に今日あったことの説明をしたいとき。
自分の読んだ本の感想を伝えたいとき、今感じたことをどうしても伝えたいとき。

そういうときに、要領よくわかりやすく端的にまとめて話すことができたらよいのですが、僕はそういうことがとても苦手です。(言葉数が多くなってしまいます…)
人と話をしていると、この人は話し方が上手だなぁとか、この人は言っていることは何となくわかるけど、伝え方が下手だなぁとか感じることってあると思います。
今日は人に何かを伝えるのが苦手な僕が、なるべく気を付けるようにしていることをお話します。

「なんの話か」をはっきり伝える。(5W1H)

5W1Hなんてのはよく言われることですが。
逆に話を聞く立場に立って考えてみましょう。相手が何かを話しているときに、自分の中で不足する情報は無意識のうちに推測or予測して補完して聞いていますよね。
補完しながら、この人は「こういうこと」を言っているんだろう、って思いながら聞いているわけです。
この時にそもそも相手から与えられなければ補完しようがない情報は推測しづらいと思うのです。
補完できないので、「この人は何の話をしているんだろう」→「何言ってるかよくわからない」になるのですね。
例えば、

A「あの田中のシュートが入ってたらわかんなかったと思うんだよね。だってあの後の展開を考えると…」

突然A氏がこのように話し始めたとします。
今あなたはA氏が何の話をしていると思いましたか?サッカーでしょうか?
このサッカーという部分が、あなたが今無意識のうちに推測して補完した部分です。
このA氏の発言だけでは、これが何の話なのかよくわかりません。
「サッカー」の話なのか、「バスケット」の話なのか、「いつ」の話なのか、「誰の」話なのか(田中選手はA氏の好きなチームの選手かもしれませんし、あなたのことかもしれません。)。もしかしたら、「シュート」は野球の球種なのかもしれません。
A氏が話したかった内容の、バッググラウンドに当たる部分の説明が何もないので推測ができないのです。
この発言だけでA氏の言いたい話を理解できるとすれば、それはあなたがA氏との間に、話のバックグラウンドを共有している場合になるでしょう。
A氏の発言がこのようだったら、知らない人でも伝わったかもしれません。

A「先週のサッカーの代表戦、あの田中のシュートが入っていたらわかんなかったと思うんだよね。だってあの後の展開を考えると…」

「先週のサッカーの代表戦」を付け加えただけですが、ぐっと推測しやすくなりました。
伝えることが苦手な人は、この相手に推測してもらうための情報をつけ忘れやすいのかもしれません。
バッググラウンドは相手が共有しているだろう、というのは本人の思い込みかもしれません。
バッググラウンドが共有しやすい友達や家族ならまだしも、社外の人間や同僚などにあなたのバッググラウンドの推測をすることはとても難しいことかもしれません。
ということで、僕が気を付けていることの1点目は、「自分がこれから何の話」をしようとしているかを意識的に伝える、です。

相手のわかる言葉で話す

20年も人生生きていると、ある程度自分の話し方ってかたまってきますよね。
その話し方っていうのは、おそらく自分の中で一番聞きやすい話し方なのではないでしょうか?
誰しもたいがいの誰かに何かを伝えたいという場面で、僕たちは一番伝わりやすいだろう方法、話し方を探すでしょう。
せっかく一番よく伝わりやすいだろう方法を考えて伝えようとしているのに、うまく伝わらないのはなぜなのでしょう?
それは僕にとって一番伝わりやすい言葉が、相手にとっても一番伝わりやすい言葉とは限らない、ということなのではないでしょうか?

例えば料理のレシピを伝えるときに、

A「卵が何個(約何g)、スープが何cc、塩が小さじで何杯・・・」
B「卵とスープに塩気を足して・・・」

同じ内容のレシピだったとしても、Aの方が理解しやすい人、Bの方がイメージしやすい人両方いると思います。

理系の人、文系の人、直感的な人、理詰めな人、先に結論を言った方がわかりやすい人、順序立てて説明した方が理解しやすい人。
人の理解する手順は十人十色なのだと思います。
もし本題に入る前に、相手の話の癖をつかむことができる時間があるのなら、相手の話の組み立て方や結論の出し方を注意してみていると、相手に伝わりやすい言葉を探しやすいかもしれません。
というわけで、僕が意識していること2点目は、相手の理解しやすい言葉(この中には難しい専門用語は使わない、なども含む)で話す、ということです。

 

相手の立場になって考えてみなさい、小学生の時に言われることですが、

相手がどう理解しようとしているのか、どういう風に聞こえているのか、そんなところに気を配りながら

お話ができたら、わかりにくい話もちょっとは伝わりやすくなるのかな、と思います。
長々と書いてきましたが、それが今日の結論めいたものです。
結局長すぎて、この記事もよくわからくなっている気もしますが…

 


USBメモリでWordPressを使う

社内でWindowsメインで作業しているのは、私一人だったりします。ほとんどMacです。
と言うわけで、今回もWindowsです。10は良さそうですね!

Wordpressを使った案件を色々やっていると、ローカルでも環境が欲しくなります。
それがUSBメモリに入って持ち運べると最高なんですが、と思っていたら既にありました。

今回は、Instant WordPressの導入説明です。
一応現在の最新版、Wordpress4を想定しています。
はじめ何も考えずに、導入したら国際版になってしまったので、最初から日本語版になるようにセットアップを進めてみます。

1.ダウンロード
ここからです。→http://www.instantwp.com/
※2014年10月31日現在の最新版は4.3.1
instant_wp_001

2.インストール
InstantWP_4.3.1.exeを実行してインストールします。
リムーバブルディスクに今回は入れてみます。
今回はSDカードのKドライブに導入してみます。
instant_wp_004

3.Wordpress本体の差し替え
落としたZIPを解凍します。この中にWordpress本体は含まれていますが、国際版です。テーマは英語になるようです。
そこで日本語版に差し替えます。wordpress.orgから最新版を落としておきましょう。
instant_wp_002

ダウンロードしたWordpressを解凍すると、「Wordpress」と言う名前のフォルダが出来ます。
これをInstantWordpressをインストトルしたドライブにある、
K:InstantWP_4.3.1iwpserverhtdocswordpress と差し替えます。(Kドライブ場合。適宜読み替え)
上書きでなく、削除してから入れ替えて下さい。これで完全日本語版になります。

4.起動
インストール先のディスクから、InstantWP.exeを起動します。
instant_wp_013

5.phpmyadminでDBを作成
InstantWordPressのコンパネから、phpmyadminに入ります。
instant_wp_005
IDはroot、パスはありません。
DBを追加します。例では、wp_testですが、何でも良いです。「作成」ボタンを押して作成します。
instant_wp_006

6.Wordpressのインストール
InstantWordPressのコンパネから、WordPressトップを開きます。
instant_wp_007
セットアップ前なので、設定からはじめます。
サーバーに導入する場合と同じです。
instant_wp_008

DBの設定は先ほど作ったDBの情報を入れます。パスは空欄です。
instant_wp_009

問題なければ、次に進みます。インストールを実行します。
instant_wp_010

各種設定です。最後にWordPressをインストール、します。これで完了です。
instant_wp_011

7.ログイン、運用
設定が終われば、あとはログインして下さい。普通のWordpress環境です。ユーザーを追加したり、プラグインを追加したりして、環境を整えてみましょう。
びっくりするほど普通です。
instant_wp_012

試しにメモリを抜いて他のPCで起動してみましたが、今のところ問題ありませんでした。
バージョンアップやテーマの差し替え、プラグインの導入も通常のWordpressと変わりません。

終了は、Instant WordPressのウインドウを閉じれば各種サーバーも終了します。

USB運用が出来るので、色々面白い使い方が出来そうです。
簡単にWindows環境と切り離せるのが気に入ってます。
ただ、ヘビーに使うとどうなるのかわかりません。念のため予備環境、テスト環境、デモ環境としての利用が良いと思います。
移動もきちんとサーバーを終了させて取り外しの処理をしてから抜かないと同環境が簡単に壊れるような気もします。

暫くテストで使ってみる予定です。


サムネイル一覧を印刷する。

WEB制作でお客様と沢山の写真の中から使用する写真の選定をする場面は多々あります。
通常はPCで見ながら選定しますが、人によっては紙の印刷物から選ぶ方を好まれるケースもあります。
状況によりけりですね。

そんなとき便利なのが、サムネイル一覧を出力したプリントですが、
無料で比較的簡単に作る方法です。(Windows環境)

1.Irfanview32を入手
もともと海外ソフトですが、日本語化もされています。
入手先↓ありがたいことに初めから日本語化されています。
http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/
インストール不要で、解凍後はすぐ起動できます。

2.画像をIrfanviewで開く。
元々ビューワーなので、Irfanviewで画像をまず開きます。
ファイル→開くで複数画像の入ったフォルダから、写真を1枚選択します。
ウィンドウに画像をドラッグしてもいいです。
irfan_001

3.サムネイル一覧を出す。
「t」を押すと別窓でサムネイルが表示されます。
irfan_004

4.出力したい画像を選択する。
全部出したいときは、Ctrl+Aで全選択。
irfan_005

 

5.コンタクトシートを出力する。
ファイルから選択画像でコンタクトシートを作成 を選びます。
irfan_006

6.出力設定をする。
ここを頑張ると見やすくなりますが、手軽にやることがテーマなので、おすすめ設定を載せておきます。
irfan_007
設定した方が良い項目
・サイズ…A4を選択
・dpi120だと印刷しても割と鮮明で選択しやすい。大きいときれいだけど時間がかかります。
・縦1枚に敷き詰める枚数 縦横の枚数を指定。A4だと縦6枚くらいがいいです。
・ヘッダーあるとわかりやすい。
・フォントカラー…なぜかデフォルトが緑色なので、黒とかに。
・フォント…日本語フォントにしておかないと、ファイル名が日本語だと化けます。日本語文字セット選択。
・出力場所どこでも良いです。デスクトップでも。
・保存形式PNGが綺麗ですね。

7.出力!
これで出力を押すと、Sheet_001.png~順にサムネイル一覧を配置した画像が出力されます。
irfan_008
単なる画像ですので、あとは印刷するだけです。Irfanviewで印刷まで出来ます。
アスペクト比を保持して、ページに合わせて印刷で、ちょうどよく印刷されます。
irfan_009

IrfnviewはWindowsであれば95から8.1まで環境を問わずに使えますので、
使い方を覚えておくといざというとき便利です。知ってて損はないかと。
本日客先で、いざという場面に遭遇したので、この記事を書きました。


追記
・Windows7以降はOS標準で、サムネイル出力の機能があります。
・最近は「コンタクトシート」と呼ぶみたいです。サムネイル一覧。
・AdobeのBridgeとPhotoshopでも同じ事が出来ますが、処理時間がかかります。きれいですが。ソフト高いですし。
・Irfanviewには95の頃からお世話になってます。Irfanさんありがとう。


MACではじめるUstreame

前の記事に引き続いてUstreameでの配信方法を紹介します。

私がMacユーザーなので、Macで配信する方法をお教え致します。

とりあえず、必要なソフトですが…

・Ustream Producer (Ustreameが提供するソフト、メインとなる中継ソフト)

・SoundFlower(Mac内の音声をコントロールするソフト)

・CamTwist(映像にテロップやエフェクトをかけるソフト)

・LadioCast(ミキサーソフト)

とりあえず、これだけ入れとけば十分な配信ができます。


まずは、おおざっぱな構成を説明すると
イロイロな音声は『LadioCast』でミキシングし、イロイロな映像は『CamTwist』と『Ustream Producer』でミックス。
さらに、音声と映像を『Ustream Producer』でまとめて配信いたします。
 

音声について。

音声をコントロールするソフトは『SoundFlower』と『LadioCast』です。
音声のソースとしては『Macが出す音』と『マイクからの音』がありますが、これを一つのボリュームで調整するのは難しいですよね。
通常、Macの音声はシステム環境設定でミキシングされスピーカーに出力されます。
ソコをSoundFlowerでミキシングされないようにします。
『Macが出す音』をSoundFlowerへ流し、LadioCastでマイクとSoundFlowerの音をミキシングして内蔵出力へ出します。

映像について。
Ustream Producer』のプロ版であれば、単体でテロップやワイプ(小窓を使った2画面)はできるのですが、無料版ではできません。そこで『CamTwist』を使ってテロップなどを付けた映像を用意する訳です。

これで、映像と音声がそろいましたので、『Ustream Producer』で映像を『CamTwist』、音声を『LadioCast』から、それぞれを選んで、ミックスして配信いたします。

文面で見るともの凄くヤヤコシイですが、1つ1つの設定は簡単です。

 

ustreame_flow