Simplenoteを誰かと共有(ブラウザ版)

blog160530

今日はSimplenoteのノートを共同編集するにはどうするの?というお話です。
Simplenoteってなんだって方は以前に紹介記事書いたので、こちらをどうぞ。

Simplenoteを使ってみてる(Markdownの練習を兼ねて)

GWもすっかり終わって、急に暑い日が続きへばっている5月の終わりです。
GWに行った沖縄研修旅行の様子こちらです。

これまではコーディングがメインだったyasaiですが、最近めっきりディレクション分野のお仕事が増えまして、悪戦苦闘の毎日です。自分でコード書いてサイト作るのも楽しいですが、お客様のご要望をよりよいカタチとして、サイトを使ってご提供すること、自分のこういうものがいいと思ったものをデザイナーと一緒に作っていくっていうのも楽しいですね。

さて、そんな中で僕がメインで使っているアプリケーションもかなり絞られてきました。

  • Brackets(コーディング用)→※案件によってはDWも使いますがだいたいこれ
  • Simplenote(メモ用)
  • Trello(タスク管理)
  • chatwork(連絡ツール)
  • Illustlator、Photoshop

ワイヤーフレームは手書きだったり、イラレ使ったり。サイトマップや提案書もイラレだったりします。
工数と見積もりの細かい計算用にはExcel使いますしね。

まぁいろいろ使ってますが、メインで使うのは上にあげたものですね。
こうして見ると、基本的にWebブラウザの中で済むものが好きみたいです。
そこでやっと本題に入りますが、Simplenoteを使っていて、ノートをだれかと共同編集したいときにはどうすればいいんだろう?というお話です。ここではブラウザ版でのお話です。

ノートを共有する

結論からいくと、とっても簡単なんですが。
タグを入力する欄に、共同編集したい相手のメールアドレスを入力します。これだけ。

メニューから「SHARE」を選ぶと、OKボタンが表示されてクリックしても何も起こらないし、どうするんだろうと調べたのですが、なかなか見つけられず。
できないのかなぁと少しあきらめかけたのですが、よく見たら書いてますね。「OKボタン」の上に・・・

Simplenote.clipular

Add an email address for another Simplenote user as a tag to share a note. You’ll both be able to edit it.

「他のSimplenoteユーザーのメールアドレスをタグとして加えるとノートが共有できるよー
そしたら共同編集できるからね。」

書いてますね。英語は視界から都合よく消去してました。。。
錯覚良くない、よくみるよろし。

ポイントは、

  1. 相手がSimplenoteユーザーであること
  2. 入力するメールアドレスは相手がSimplenoteのアカウントで使っているアドレスであること

です。メールアドレスを入力するのはこちら。

Simplenote.clipular-(2)
間違っても特にエラーとかでないみたいですので、間違って知らない人と共有してしまわないようにしないとですね。この辺りは自己責任でお願いします。

どんな時にノートを共有しているか

例えば参考サイトのリストアップとか、ざっとした構成案のまとめとかですね。
はっきり言って、Excelでもスプレッドシートでもいいんです。Evernoteでもなんでも。
うちのチームの場合はSimplenoteを使っているだけだってことですので。
その中でもメリット考えると、相手がブラウザの前にいることが多いことと、Excelっぽくないインターフェイスですかねー
あのセルがたくさん並んでいる画面が嫌だっていう人も結構いますから。

もともとは僕一人が使ってて、見てほしいものはMarkdownで書いて、URLを共有して見てもらっていたのです。
そのあとに、これは共同編集できたらいいなぁという要望が出まして、というのが経緯です。
だから共同編集の方は後付けで始めたのですが、思ったより簡単で便利でこれはいいぞ、と。
修正したエクセルをいちいちメール共有する必要もないですし、サーバあげたりしなくてもいいですし。
ノート作ったからどんどん書いていってね、で済むので。

コーディングするのもemmet使って、sass使って、gulp使って。どんどん作業的な部分は自動化していますよね。
今回のは自動化するっていうことではないですけど、根本的なところは一緒で、まじめな表現すれば不必要な工数を減らすとか、状況の見える化・視覚化、とか、そういう表現になりますけど、
つまるところ、「もっと楽したいなぁ」っていうのが根底にあって、こういうところで楽した分、考えなきゃいけないことに時間を使えたり、リアルなコミュニケーションに時間を使えたりするんじゃないかな、と。
それから、チームの中で共有のUIで作業した方がやっぱり効率はいいな、って思います。
今回は簡単ですけどこの辺で。


『チョット役立つ』情報サービス

どうも、Kazです。
年度末でバタバタしている方が多いかと思います。
イロイロな情報をかき集め、クラウアント様や社内企画として提出や発表をする事が多いと思いますが
そんな中、情報源として『ちょっと役立つ』サービスを紹介致します。

【総務省 – 情報通信白書】

KAZ_somusyo

[LINK] 総務省
[LINK] 総務省 情報通信白書
※クリエイティブコモンズライセンスの設定がありますので、使用前に確認して下さい。

総務省が公開している情報ですので、信頼性は充分にあります。
しかもライセンスの規定を守れば使用してOKと言う事で、企画書や報告書などで便利に使える情報です。

【StatCounter】

KAZ_tatcounter

[LINK] StatCounter

ブラウザのシェアはWEBを制作する側にとっても気になる事。
こちらのサイトでは、全世界から各国まで最新のブラウザシェアが表示されています。
また、ありがたい事にイメージやCSV、HTMLへの組み込みタグまでよういされていますので使い勝手も十分です。

【yourbrowser.is】

KAZ_yourbrowser

[LINK] yourbrowser.is
※レポートが迷惑メール扱いになりやすいので注意して下さい。

ちょっと変化球で、クライアント様がどんな環境で見ているか気になりませんか?
それを確認できるのが「yourbrowser.is」です。
クライアント様にアクセスして頂き『Have this report emailed to: 』へコチラ側のメールアドレスを入れて[send]して頂くとレポートとして送信されます。
このレポートが、結構こまかくてSNSのログイン状況や広告ブロックを行っているかまで確認できます。

いかがでしょうか、他にも情報源として使えるサイトがあると思いますが
ライセンスに気を付けてご利用ください。


Simplenoteを使ってみてる(Markdownの練習を兼ねて)

この記事はSimplenoteのブラウザ版を使って下書きしています。 Githubもやってかなきゃだし、Web業界にいたりすると、どうもいい加減Markdown記法に慣れていかなくちゃなって思っていたのです。
以前一度かじったのですが、なんだか続かなかった経験があって、ちょっと挫折感があったのです。
あの時は、いまいち使いやすいエディタに巡り合わなかった、っていうのが敗因だと思っています。
そこで最近使い始めたのが今更ながらSimplenoteです。

blog160330

良いところ

  • モバイルアプリが使いやすい
  • Markdownが使える
  • パブリッシュ機能が便利
  • ブラウザで使える
  • Evernoteより軽い
  • 自動保存
  • 更新の履歴がわかる(戻れる)

今一つなところ

  • クラス名、IDが付与できない
  • 定義リストが使えない(Markdown使用時)
  • ログイン画面(間違うとユーザー名から)

Simplenoteって?

スクリーンショット(2016-03-30 18.04.39)

 

Simplenote は簡単にメモやリスト、アイディアなどを書き留められるツールです。無料で、お持ちのデバイスすべてのノートを同期できます。 Simplenote ではスピードと効率を最も重視しています。アプリを開き、書き込むだけ。ノートがたくさん集まってきたら、検索したりタグやピン留めで整理したりもできます。
Google Play の Android アプリ Simplenoteより

とてもざっくり説明すると、Evernoteのテキスト専用機みたいなイメージです。
書いたそばから自動保存してくれ、異なるデバイス間でも同期してくれます。

Evernoteとの違い

  • 画像やファイルの保存はできません
  • テキストの装飾はできません(リッチテキストが使えない)
  • Markdownが使えます
  • Notebookがない(基本的にタグ管理のみ)
  • 動作が軽い

Evernoteを使う場合は、Cloudに保存、みたいな意識にのときが多いですかね。
Evernoteと比較すると、とにかくプレーンなテキストを書くことに特化しているので、Evernoteとはそもそものアプリの趣旨が違うと思います。(自ずと利用する目的が変わる)
ただテキストという面で考えても、EvernoteのNotebook機能は便利なのでこれがないのはちょっと残念。タグだけで管理する感じが、ブログの機能として考えたときにTumblrにカテゴリがないのとちょっと雰囲気が似ているかもしれません。 リッチテキストが使えない点はMarkdownで書けるので、そんなに気になりませんでした。

 

WordPressの下書きに使う

Markdownで書くことのできるブログも増えてきました。前述のTumblrもそうですし、はてなもそうですね。
仕事でも良く使うWordpressの場合はデフォルトではMarkdownで記事を書くことができません。
※プラグインを導入すればできます。(Jetpack、JP Markdownなど)
プラグインを導入していない場合でも、Simplenoteを使ってMarkdownで下書きを作った場合、プレビュー画面をコピーしてビジュアルエディタにに貼付ければOKです!
Wordで原稿作っている人には同じような感じですね!(Markdown書く人でWord使って下書きする人っているのかな?)

Markdownで書く場合はHTMLを直接書いてもOKみたいです。ちょっと感覚的に違和感はありますが。
ですがこの方法でHTMLを貼付けても、プレビュー画面でTwitterの埋め込みはできていませんでした。同様にiframeもダメでしたので、scriptやこういった特殊な埋め込みはできないみたいです。(HTMLが文字列としてそのまま出力される)
こういったものに関しては、WordPress側で挿入した方が良さそうです。
また画像の挿入などもMarkdownで書くことはできますが、WordPress上でアップロードしてそのまま挿入した方が簡単ですね。
Simplenoteは、あくまで文章の作成に使うのが良さそうです。

ブラウザ版のちょっと残念なところ・いいところ

ブラウザ版を使っていてちょっと残念に感じてる点は、すごい細かいとこなんですけどログイン画面でユーザー名(メールアドレス)とパスワードを入力する時に、パスワードを間違うと、もう一度ユーザー名から入力しなきゃいけないところですかね。
自分でもログイン画面作ったりしますが、こういう時はユーザー名は消さずにパスワードだけ再入力する方が好みです。
逆にそういうところくらいですかね、ちょっと不満なのは。 IDやクラスが使えないという点は、IDやクラスが必要なくらいHTMLを書きたければHTMLを書くためのものを使えばいいし、定義リストが使えないのはMarkdownエディタでは良くあることのようです。
見た目もシンプルでいいし、動作も軽いのでかなり気に入って使っています。

ブラウザ版のスクリーンショット
ブラウザ版のスクリーンショット、本当シンプル

 

コーディングしたりする仕事柄、Webブラウザは常時立ち上がっていることが多いので、わざわざアプリケーションを立ち上げずに作業に入れるとこもお気に入りです。モバイルアプリもあるので、スマホで気になったネタをリスト書きしておいて、PCのキーボードで一気に文章にするっていうのがいい感じです。

ちょっとした便利機能だと思う

これは2点あって、「履歴が見られる(戻れる)」点と「パブリッシュ機能」が優秀ってことです。
自動保存なんで過去ファイルなんてものがないので、前の方が良かったなぁって言うときに戻れないとちょっと大変なんですが、Simplenoteの場合は、上の時計アイコンから履歴を見ることができます。まだ試してないけど、「Restore」ボタン押すとその時まで戻ってくれそうです。

最近多用してるのが「パブリッシュ機能」です。
ノートを公開してURLを発行し、URLを知っている人だけノートを見られる機能です。
ここでMarkdownが力を発揮します。Markdownで書いて公開すると、ちゃんとHTMLで書いたWebページとして表示してくれます。
チーム内の簡単な打合せ事項や連絡事項なんかはこれで書いて、メールやチャットで共有すると楽でいいです。

こんな感じです(共有例)

スクリーンショット(2016-03-30 17.52.49)

その他にもSNSで共有したり、メールに変換して送ったりすることもできるみたいです。

Markdownを使うには

SimplenoteでMarkdownを使うのはとても簡単。インフォメーションアイコンをクリックすると「Markdown Formatted」というチェックボックスがあるので、これにチェックを入れるだけ!
ちなみにノートを新規で作ったばかりだと切替られないみたいなので、ちょっとだけ文章書いてから切り替えればOKです。

スクリーンショット(2016-03-30 17.52.29)

書いたMarkdownは上部の「Edit/Preview」のタブの切替でカクニンできます。

※インフォメーションで文字数のカクニンもできるので、文章量が必要な場合なんかにも便利ですね。

Markdownそのものの使い方は、この辺りを参考にしたらよさそうです。

ということでSimplenote、結構必須アイテムになりつつあります。 もし良かったらみなさんも使ってみてはいかがですか??


追記
共同編集する場合の方法を書きました。よかったらこちらもどうぞ!

Simplenoteを誰かと共有(ブラウザ版)


便利なPDFの圧縮サービス

landing-start-hd

仕事でPDFデータのやり取りを行うことが多いと思います。
しかし、IllustratorやExcel、WordといったソフトからPDFに変換すると、
データ量が重くなってしまい、データのやり取りに困ることもあります。
圧縮しようとしても、手間が掛かるのでやりたくない。または、方法がわからない。
もっと簡単に圧縮でできないかと探していたら、
よさそうな外部サービスがあったので使ってみました。

Smallpdf というサービスです。
サイトURL:http://smallpdf.com/jp/compress-pdf

キャプチャ

PDFの圧縮や変換できるサービスで完全無料です。
海外のサイトですが、日本語対応しています。
使用方法も簡単で、PDFファイルをアップロードして、
圧縮されたPDFファイルをダウンロードするだけです。

その他にも

PPT PDF 変換
PDF PPT 変換
JPEG PDF 変換
PDF JPEG 変換
Excel PDF 変換
PDF Excel 変換
Word PDF 変換
PDF Word 変換
PDF 結合
PDF 分割
PDFを回転
PDF ロック解除
PDFを保護

が行えます。
※外部の無料サービスですので、ファイルのアップロードは、
各自の責任の下で行ってください。

では、実際にどれくらい圧縮されるか検証してみました。
対象ファイルはA4サイズのPDFです。

Illustratorから変換したPDFファイル 画像と文字

キャプチャ3

ファイルサイズ
圧縮前 1,352KB
圧縮後 84KB

ファイルサイズか大幅に圧縮されました。
PDFファイル内の画像が結構荒くなっています。
テキスト情報保持されていました。

 

 

Illustratorから変換したPDFファイル 文字のみ

キャプチャ4

ファイルサイズ
圧縮前 350KB
圧縮後 6KB

こちらもファイルサイズか大幅に圧縮されました。
どこを圧縮したのかわかりませんが、見た目に変わりはありませんでした。
テキスト情報保持されていました。

 

Excelから変換したPDFファイル 画像と文字

ファイルサイズ
圧縮前 188KB
圧縮後 68KB

Excelから変換したPDFファイル 文字のみ

ファイルサイズ
圧縮前 23KB
圧縮後 8KB

Excelから書き出したPDFファイルも少しですが圧縮されました。

 

画像の枚数や装飾によって圧縮率は変わると思います。
圧縮によって画質が低下するので、
鮮明な画像を必要としない場合はおすすめです。

 

その他の機能

Excel→PDFの変換サービスも使ってみました。
変換はできましたが何点か問題がありました。
・印刷範囲でPDF変換されない
・書体が変わってしまう

独自の仕様がありそうなので他のサービスは、
使用時に注意が必要そうです。