Illustratorで手描き風

ベジェ曲線大好き、SAKAIです。

あとからでも修正もしやすい、少しだけ手描き風な表現を
Illustratorのブラシを使って試してみました。
①ブラシの準備

まずは線画用のブラシを作成します。
抜きの細い部分と墨だまりの太い部分を線幅ツールで調整しつつ作ります。

スクリーンショット 2014-10-31 13.12.45

それにラフをかけたものをアートブラシに登録。
※ブラシ登録すると自動的にアピアランスが分割されるので、ブラシの元データはとっておきます。

これを

長いライン
中くらいのライン
短いライン
と、3種類用意しました。

 

ブラシ1種類だと、ラフのかかり具合がパスの長さで違ってきます。

また、ラフをかけないブラシで作成→ラフ
でも同様にできますが、
ブラシに処理をかける上で、曲線部分に妙な隙間ができてしまいます…

なので少し面倒ですが、描くイラストのパスの長さにあわせて、ブラシを作成します。

 

②線
滑らかになりすぎないようにパスを引いていきます。
ここでも線幅ツールを使用して、微調整します。

 

③着色
着色用のパスを作成
塗り残しやはみ出し部分を作ったり、線にブラシを適用したりします。

スクリーンショット 2014-10-31 14.55.26

そんなこんなで完成!ハロウィンきりんくん(仮)。
・ブラシのラフを強めにかける
・さらに不透明マスクで、ざらざらした質感を追加
・着色に絵筆ブラシを使用

↑お好みに合わせてプラスすると、より手描きっぽさがアップします!


AGN WEBのキャラクターを作りました

AGNのweb事業部、広報担当の「きりんくん(仮)」です。

kirin01

・親しみやすいフォルム→卵形?

・新しい情報を発信、提案→アンテナ?

・広い視野→背の高いもの?

そんなイメージを混ぜ合わせたら、こんなキャラが誕生しました。

kirin03

一見キリン…?というような外見ですが、
時には、首(?)をのばして情報を受信&発信します。

kirin02

どうぞよろしくお願いします!


【Adobe Muse】コードを書かずにコンタクトフォームを作る

コードがよくわからない、苦手…な方でも、簡単にwebサイトが作れてしまうAdobe Muse

Museの便利な機能「ウィジェット」を実際に使用した作成例を、何回かにわけてご紹介します。

今回は「コンタクトフォームの作り方」です。

完成図2

 

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Illustratorで効率よく表組作成

はじめまして。AGN WebチームでWebデザインを担当しているsakaiといいます。

Webやデザインのことはもちろん、ソフトの使い方もまだまだ覚えることが沢山で、勉強の日々です。

Webデザインのカンプ作成ではPhotoshopを、アイコンや表などのパーツはIllustratorを使用して作業していますので、
それらを使っていて気づいたこと・便利な機能などを、こちらでご紹介できたらと思っています。よろしくお願いします。

今回はIllustratorのお話です。

Illustratorで効率よく表組作成

Illustratorで効率よく表作成

Illustratorでの表組作成の機能はCCの時点でまだサポートされていません。
Webデザインには表組を利用したデザインが多くありますので(会社概要や料金表、プランの比較などなど…)
作成にけっこう手間がかかってしまいます。

なにか効率のいい方法はないものかと、いろいろ調べたものを以下まとめてみました。

※IllustratorCS6を基準としてます

1 パスの段組み設定を利用する

  1.  外枠となる長方形を作成
  2. メニューから「オブジェクト>パス>段組み設定」

    saka1_1saka1_2

あらかじめセルが個々にわかれた状態で作成されますので、セルの結合が「パスファインダー>合体」で簡単にできます。
saka1_7

ただ、こちらの方法だと、列や行が増えてしまったときの修正がけっこう大変です。
列や行数があらかじめ決まっている時に、この方法はいいかもしれません。

2 長方形グリッドツールを利用する

  1. ツールバーから長方形グリッドツールを選択
    saka1_4
  2. 任意の場所でクリックし、設定
    saka1_5

こちらはセルが個々にわかれてない、ラインで構成された表になります。
(「外枠長方形を使用」にチェックを入れた場合は外枠+ライン)

なので、列や行数の変更も「パスの段組み設定の利用」したものに比べると、グッと作業がラクになります。

以下、表作成後の編集方法をまとめました。

2-1列・行数の変更

  1. 長方形グリッドツールオプションで「外枠長方形を使用」のチェックをはずして表を作成。
    saka1_10
  2. 表のグループ設定を解除し、中のラインを削除。
  3. ツールバーのブレンドツールをダブルクリックし、ブレンドオプションを表示。
  4. 間隔を「ステップ数」に変更。ステップ数に「列数(または行数)-1」の数を入力。
    saka1_8
  5. 2辺をブレンドツールでクリックし、ブレンド作成
    saka1_9

2-2セルを個々に分割・結合する

  1. 外枠のライン同士を結合させ、1つのパスにする。
  2. 外枠を「塗り・線あり」にした状態で全てを選択し、パスファインダー>分割
  3. 結合したいセルを選択し、パスファインダー>合体

番外編 InDesignを利用する

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InDesignでは表組機能が搭載されていますので、セルの結合やセル内の文字組など編集が簡単に行えます。
EPS書き出しもできるので、Illustratorでも編集することが可能です。

InDesignが手元にあってもあまり使用されてなかった方は、試しに活用してみるのも1つの手かもしれません。

 

こちらのサイトを参考にさせていただきました。