トラックボール

PC312853

こんにちは。今年最後の記事です。
今回は制作現場の私的なことを。

仕事柄、PCを扱う時間はかなり長いと思います。なので普段使う道具にはこだわりがあります。
私は会社の中で唯一のトラックボールユーザーです。かれこれ十五、六年は使い続けているので、もうやめられません。

もともとは、マウスの使いすぎで腱鞘炎みたいな状態になり、解消すべく導入しました。
現在では、使わないと作業効率がかなり落ちるので、必須アイテムになっています。

誰もが初見で使いにくいというトラックボールですが、慣れると腕の筋肉をほとんど使わないため、腕の疲労が大幅に軽減されます。
さらにマウスのように、動かすスペースを必要としない点もメリットです。
指先のチカラだけで、画面の端から端までカーソルを移動できますので、近年の高解像度化したモニタには最適です。

しかし、その取っつきにくさから、商品としてのトラックボールは減る一方なんです。
運動機能に問題のある障がい者の方に選ばれることも多いと言う一面もありますので、メーカー各社には引き続き頑張って新機種の投入をお願いしたい所です。


最後に、使用中のトラックボールを紹介しておきます。

Logicool M570t
現在使用中です。3年ほど使い続けてます。途中で壊れて買い直したので2台目です。可も無く不可も無いバランスの良い機種です。ボタンの配置もマウスに近く、誰にでもお勧めできます。

logicool_M570t

 

エレコム M-XT1URBK
まさかの新機種で、2014年に突如発売されました。私も自宅用に年末に購入しました。何となく無線ドライバを入れるのが嫌で有線にしてみました。
まだ買ったばかりで慣れてないので、操作については何とも。大きさや握った感じは上々です。デザインもいいですね。M570tのボールと入れ替えると、操作性が向上するとのことで、そのうちやってみたいと思います。

elecom_m_xt1

 

Kensington SlimBlade trackball
最後はコレクションから。サブマシン用であまり使っていませんが、やはりトラックボールと言えばケンジントンです。
ゴロゴロと大玉を転がす感覚はたまりません。これはボールを横方向に回転するとスクロールするという独自ギミックがあります。親指派となって久しいので、メインで使うことはありませんが、使い心地は抜群です。なにより格好いい。

kensington_slimblade

 

と言うわけで道具の紹介でした。
個人的には、マイクロソフトのtrackball explorerが最高だったのですが、残念ながらマイクロソフトはこの分野から撤退してしまいました。

マウス操作で腕がつりそうなひとや、マウスだこが出来てしまいそうな方は検討してみて下さい。3日も我慢すれば自在に使えるようになります。
最近は、同じく省スペースで指先でコントロール可能なトラックパッドに普及の兆しがありますが、Mac以外の製品はまだ過渡期で、常用には厳しい感じがしますね。


来年も仕事の効率を高めるために!いろんな製品を試していきたいと思います。
 


Facebookページにフォームを設置する。

この記事は1年以上前に投稿されました。
公開時の情報を元に記述してありますので、最新版に対しては内容が陳腐化している可能性があります。ご注意ください。

Facebookページに何らかのフォームを付けたいという要望は多いと思います。

先日お客様から、アンケートフォームの設置依頼が来たので、設置方法をまとめておきました。

 

やり方としてはHiveloSocialAppsの「Form」アプリを設置する形になります。

項目等もある程度自由に設定できるので、中々便利です。

fbform_0

 

手順

1.HiveloSocialAppsをFacebookへ導入。

前提条件として、どこかのFacebookページの管理人になっておいて下さい。

Facebookログイン状態で、こちらのURLにアクセスします。

https://apps.facebook.com/hivelosocialapps/fbform_1-1

Formを選択肢、インストールを押します。

fbform_1-2
れで該当ページに設置されました。fbform_1-3

次にフォームの中身を設定します。

 

2.タブに表示する名前を設定

該当するFacebookページに移動し、【設定】→【アプリ】と移動すると、

追加済みアプリケーションに【Form】がありますので、【設定を編集】を押すとタブに表示する名前を変更できます。fbform_2-1

空欄だとデフォルトの【Form】です。任意の名前を付けて保存して下さい。

fbform_2-2

 

3.フォームの各項目を設定

次に【アプリケーションに移動】から、フォームの各項目を設定する画面に入ります。

最初にフォームの見出しや、受け取り先のメールアドレスなど基本事項を設定します。

fbform_3-2

次に【質問内容の設定】で、お問い合わせフォームの内容を決めていきます。

fbform_3-3

参考に以下の内容で設定してみます。電話番号以外は必須にしておきます。

質問項目 回答タイプ ※必須
・お名前 テキスト チェック
・メールアドレス テキスト チェック
・電話番号 テキスト  
・メッセージ テキストエリア チェック

  

回答タイプは「テキスト」「テキストエリア」「チェックボックス」「セレクトボックス」「ラジオボタン」が選べますので、簡単なフォームであれば十分対応出来ると思います。必須項目も選択可能です。

 

追加が終わると、こんな感じになります。

fbform_3-4

この場面では、順番の入れ替えも可能です。

 

 

4.確認

実際にFacebookページを見てみると、タブの後ろの方に追加されています。

fbform_4-1

目立たせたいときは、【タブの管理】から、順番を前の方に変えましょう。

 

fbform_4-2

以上で設置は完了です。

 

 

 

 

5.投稿データを見る。

フォームページの下に、【管理画面】へのリンクボタンがありますので、そこからアプリの設定画面に入ります。【お問い合わせ内容を閲覧する】ボタンが出来てますので、ここから確認します。

fbform_5-1

送って頂いた内容は、メールで届くのと同時にこちらの管理画面内にも蓄積されます。

複数人で運用するなどFacebook上で管理を完結させたい場合は便利です。

fbform_5-2

フォームが設置できると、Facebookページの使い道が広がりますね。

お問い合わせ以外にも、アンケートフォームや、申込みフォームなどにも応用できます。

上手に使って、訪問者からのフィードバックを集めてみましょう。


USBメモリでWordPressを使う

社内でWindowsメインで作業しているのは、私一人だったりします。ほとんどMacです。
と言うわけで、今回もWindowsです。10は良さそうですね!

Wordpressを使った案件を色々やっていると、ローカルでも環境が欲しくなります。
それがUSBメモリに入って持ち運べると最高なんですが、と思っていたら既にありました。

今回は、Instant WordPressの導入説明です。
一応現在の最新版、Wordpress4を想定しています。
はじめ何も考えずに、導入したら国際版になってしまったので、最初から日本語版になるようにセットアップを進めてみます。

1.ダウンロード
ここからです。→http://www.instantwp.com/
※2014年10月31日現在の最新版は4.3.1
instant_wp_001

2.インストール
InstantWP_4.3.1.exeを実行してインストールします。
リムーバブルディスクに今回は入れてみます。
今回はSDカードのKドライブに導入してみます。
instant_wp_004

3.Wordpress本体の差し替え
落としたZIPを解凍します。この中にWordpress本体は含まれていますが、国際版です。テーマは英語になるようです。
そこで日本語版に差し替えます。wordpress.orgから最新版を落としておきましょう。
instant_wp_002

ダウンロードしたWordpressを解凍すると、「Wordpress」と言う名前のフォルダが出来ます。
これをInstantWordpressをインストトルしたドライブにある、
K:InstantWP_4.3.1iwpserverhtdocswordpress と差し替えます。(Kドライブ場合。適宜読み替え)
上書きでなく、削除してから入れ替えて下さい。これで完全日本語版になります。

4.起動
インストール先のディスクから、InstantWP.exeを起動します。
instant_wp_013

5.phpmyadminでDBを作成
InstantWordPressのコンパネから、phpmyadminに入ります。
instant_wp_005
IDはroot、パスはありません。
DBを追加します。例では、wp_testですが、何でも良いです。「作成」ボタンを押して作成します。
instant_wp_006

6.Wordpressのインストール
InstantWordPressのコンパネから、WordPressトップを開きます。
instant_wp_007
セットアップ前なので、設定からはじめます。
サーバーに導入する場合と同じです。
instant_wp_008

DBの設定は先ほど作ったDBの情報を入れます。パスは空欄です。
instant_wp_009

問題なければ、次に進みます。インストールを実行します。
instant_wp_010

各種設定です。最後にWordPressをインストール、します。これで完了です。
instant_wp_011

7.ログイン、運用
設定が終われば、あとはログインして下さい。普通のWordpress環境です。ユーザーを追加したり、プラグインを追加したりして、環境を整えてみましょう。
びっくりするほど普通です。
instant_wp_012

試しにメモリを抜いて他のPCで起動してみましたが、今のところ問題ありませんでした。
バージョンアップやテーマの差し替え、プラグインの導入も通常のWordpressと変わりません。

終了は、Instant WordPressのウインドウを閉じれば各種サーバーも終了します。

USB運用が出来るので、色々面白い使い方が出来そうです。
簡単にWindows環境と切り離せるのが気に入ってます。
ただ、ヘビーに使うとどうなるのかわかりません。念のため予備環境、テスト環境、デモ環境としての利用が良いと思います。
移動もきちんとサーバーを終了させて取り外しの処理をしてから抜かないと同環境が簡単に壊れるような気もします。

暫くテストで使ってみる予定です。


サムネイル一覧を印刷する。

WEB制作でお客様と沢山の写真の中から使用する写真の選定をする場面は多々あります。
通常はPCで見ながら選定しますが、人によっては紙の印刷物から選ぶ方を好まれるケースもあります。
状況によりけりですね。

そんなとき便利なのが、サムネイル一覧を出力したプリントですが、
無料で比較的簡単に作る方法です。(Windows環境)

1.Irfanview32を入手
もともと海外ソフトですが、日本語化もされています。
入手先↓ありがたいことに初めから日本語化されています。
http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/
インストール不要で、解凍後はすぐ起動できます。

2.画像をIrfanviewで開く。
元々ビューワーなので、Irfanviewで画像をまず開きます。
ファイル→開くで複数画像の入ったフォルダから、写真を1枚選択します。
ウィンドウに画像をドラッグしてもいいです。
irfan_001

3.サムネイル一覧を出す。
「t」を押すと別窓でサムネイルが表示されます。
irfan_004

4.出力したい画像を選択する。
全部出したいときは、Ctrl+Aで全選択。
irfan_005

 

5.コンタクトシートを出力する。
ファイルから選択画像でコンタクトシートを作成 を選びます。
irfan_006

6.出力設定をする。
ここを頑張ると見やすくなりますが、手軽にやることがテーマなので、おすすめ設定を載せておきます。
irfan_007
設定した方が良い項目
・サイズ…A4を選択
・dpi120だと印刷しても割と鮮明で選択しやすい。大きいときれいだけど時間がかかります。
・縦1枚に敷き詰める枚数 縦横の枚数を指定。A4だと縦6枚くらいがいいです。
・ヘッダーあるとわかりやすい。
・フォントカラー…なぜかデフォルトが緑色なので、黒とかに。
・フォント…日本語フォントにしておかないと、ファイル名が日本語だと化けます。日本語文字セット選択。
・出力場所どこでも良いです。デスクトップでも。
・保存形式PNGが綺麗ですね。

7.出力!
これで出力を押すと、Sheet_001.png~順にサムネイル一覧を配置した画像が出力されます。
irfan_008
単なる画像ですので、あとは印刷するだけです。Irfanviewで印刷まで出来ます。
アスペクト比を保持して、ページに合わせて印刷で、ちょうどよく印刷されます。
irfan_009

IrfnviewはWindowsであれば95から8.1まで環境を問わずに使えますので、
使い方を覚えておくといざというとき便利です。知ってて損はないかと。
本日客先で、いざという場面に遭遇したので、この記事を書きました。


追記
・Windows7以降はOS標準で、サムネイル出力の機能があります。
・最近は「コンタクトシート」と呼ぶみたいです。サムネイル一覧。
・AdobeのBridgeとPhotoshopでも同じ事が出来ますが、処理時間がかかります。きれいですが。ソフト高いですし。
・Irfanviewには95の頃からお世話になってます。Irfanさんありがとう。